食欲魔人日記 06年4月 第2週
4月10日 月曜日
佐世保バ〜ガ〜♪
船橋ららぽーと内「佐世保バーガー ビッグマン」にて
 トリプルバーガー \480
 ジャガフライ \310
 マンゴージュース \350

どうにも体調不良が続いている息子。今日は学校を休ませた方がいいかなー……と思っていたのだけれど、起きてきた息子はいつも通りに目が輝いていた。
「……どうする?もしお休みするなら、家でゲームとかしてちゃダメだよ、ちゃんと1日布団で寝てなきゃ」
「……学校、行く」
そうだよなぁ、この目の輝きなら行くよなぁ、と、本日名古屋日帰り出張のだんなと息子を送り出した。彼らには昨日ホテルのペストリーショップで買ってきた可愛らしいサイズのメロンパンと大粒の苺を食卓に出して、私は母と一緒に朝食を摂るつもりで何も食べず。スコーンもクロテッドクリームも残っているから紅茶でも淹れて……と思っていたのだけれど、今日は船橋ららぽーとにお買い物に行くことになった。

「ほらほら、あの、パンがうわーっていっぱいあったところ?あそこで食べない?せっかくだから」
との母の言葉に、それならあそこで佐世保バーガーを食べるぞと朝御飯は抜きの方向で。母は小腹が空いたとリンゴを剥いたりしていたけれど、佐世保バーガーへの期待を胸にぐっと我慢して、空腹抱えてお出かけした。

そして午前10時半に到着した、平日午前中はさすがにガラガラの東京パン屋ストリート。母は果物たくさん乗ったデニッシュとかが好みでしょ?私はここのハンバーガーが食べたいからここで買うね、適当にそのへんの席で合流しましょ……と声をかけて私は佐世保バーガーのカウンターに向かうと、母が後ろからついてきて、
「メニューだけ。私もメニューだけ見るわ」
と手元を覗き込んできた。直後、「あらぁ、おいしそうねぇ……」と。

結局、私は予定していた「トリプルバーガー」、母も背後から「これがいいわぁ……」と、チェリーや洋梨やブルーベリーが乗ったデニッシュはどこへやら、写真も現物も大変に迫力のある「ステーキバーガー」を注文することになった。ごっついじゃがいものフライもつけてもらって、値段相応にボリュームたっぷりのハンバーガーにかぶりつく。

ベーコンエッグにチーズを足したから「トリプル」なのであるらしいトリプルバーガー。注文を受けてから、でかい鉄板で肉を焼きつつバンズも温め、ベーコンも炒め、ついでに目玉焼きじゃなくてスクランブルエッグを固めたような玉子焼きも一気に焼いてくれる。レタスもこんもりと挟められ、んがーっと大口開けないとかぶりつけないかさ高い物体がトレイの上にステーキバーガーと共に並べられた。お芋お芋、美味しいわねぇ……ああ、ステーキサンドなんてお母さん初めてよ、と、フルーツデニッシュ好きな母も大喜び。ステーキバーガーも、巨大な牛肉が柔らかく炒められた玉ねぎと一緒にパンに挟まっていて、これも美味しいのよねぇ。私のトリプルバーガーも、分厚い肉の旨味だとかパサパサじゃないベーコンのしっとりとした美味しさだとか、シャキッとしたレタスだとかの渾然一体とした味が相変わらず美味しかった。
佐世保に行けばこんなハンバーガー屋さんがうじゃうじゃしているのかしら。だとしたら、私、3食ハンバーガー食べに佐世保に行きたい。

うん、満足満足、満足なブランチでござった……と、その後ショッピングモールを散策。んが、まだ1時間ちょっとも経たないうちに
「あらぁ……そろそろお昼ねぇ。お昼、どうする?」
と、母。どうやら、さきほどのハンバーガーが「朝御飯兼用昼御飯である」と認識していたのは私の側だけだったようで、母は「あれは朝御飯、これから昼御飯」という気満々だったみたい。しかも
「ほら、ほら、前に来た時食べられなかったあのお店。丸いパンの中くりぬいて、シチュー入ってた、あのお店なんてどう??」
なんか、食べ応えありそうなものを所望している……。無理……私は無理……昼御飯はさすがにちょっと無理……と、なんでとうに還暦過ぎた母に私が胃袋の具合で負けなきゃいけないんだと軽い屈辱感を感じつつ、結局、お茶請けにドライフルーツとか買って帰ってきた。

そうそう、今日ららぽーとに行った一番の私の目的は、カルディコーヒーファームというコーヒー屋さん(というか、その実態は輸入食材屋さん?)に寄ること。ここで扱っているマンゴーアイスバーが美味しいですよーとか、海南飯作るなら、ここでそれ用のチリソース扱ってますよーとか、この店に関していろんな情報を以前からいただいていて、いつか買い物しに来なきゃと思っていたのだった。西船橋の駅構内にも小規模なこのお店があるのだけれど、でも先日立ち寄ってみたところそこにはチリソースとかは見つからなかったのだ。

いやー、面白い店だった。「うわー、こんな食材見たことないよー」という面白いものがあれこれ置いてあって、安売りしていた冷凍の生ハム切り落としとか、YOUKIのケイジャンソース(バーベキュー用とスペアリブ煮込み用)とか、海南飯用チリソースとか、あとは乾燥ひよこ豆とかコーヒー豆とかあれこれあれこれ。明治屋などでも見かけられないような調味料があって、もう少し腕の筋肉が許してくれたらもう2〜3アイテム買いたかったのだけれど、両手に既に複数に紙袋がぶらさがっていて大変なことになっていた。ワインも面白そうなものが色々あったし、また腰を据えてここにお買い物に来たいなぁ。

ハム入りサラダ
チーズいろいろwithクラコット
うまいキャベツ
岡山のじゃこ天
名古屋「風来坊」の手羽先
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)

母が岡山旅行の帰り道に買ってきてくれたじゃこ天。本日だんなが名古屋からの帰り道に買ってきてくれた「風来坊」の手羽先。旅情溢れる品々が食卓を賑わせてくれた夕飯だったのだけれど、息子が大変なことになっていた。

元気に学校から帰ってきて、おやつもしっかり食べて、習い事に行って、私が頼んだおつかいで牛乳も買ってきてくれた息子。ここしばらくひきこんでいた風邪もしつこい鼻水以外はかなり良くなってきたなぁと思っていた矢先、夕方になって
「お母さん……なんかね、こっちの耳の、おくの方が、いたい」
と言い出した。そのうち右耳を抑えて「いたいよー」と泣き出してしまい、どうもこれって中耳炎ではないかな、と。

かかりつけのお医者はとうに診療を終えているし、緊急外来にもいまいちかかりたくない。
成人してから水疱瘡になっちゃった私は、高熱抱えてブツブツの顔で日曜日、「あの……これって、母が"水疱瘡じゃないか"って言うんですけど」と緊急外来にかかったことがあるのだけれど、その時そこのお医者に「水疱瘡?そんなわけない!」と断言されたことがある。軟膏もらって不安を抱えて翌日総合病院に行ったら「ああ、どっから見ても水疱瘡ですね」と言われ、しかも軟膏も水泡に意味のないもの。昨日のアレは一体何だったんだというわだかまりは未だに強く残っていて、だから緊急外来は極力利用したくないと思ってしまう。しかしながら息子が苦しんでいる現状もあって、あれこれ悩んだ末、「あ!そういえばお友達にお医者がいたじゃん!」とお医者の友人夫妻の存在を思い出して、慌てて電話してみた。

やっぱりこの状況では「中耳炎だよねぇ」という感じで、今できる対処としては冷やしてやることくらいしかなく。「お風呂はダメよー」と言われ、とりあえず手持ちの痛み止めを量半分にして飲ませてやった。明日はこりゃ、お医者に行くしかないかな。

と、そんなバタバタな状態で用意した夕飯で、食事中もなんだかバタバタ。キャベツと豚バラ肉の重ね蒸しとかしようかなと思っていたのだけれど、だんなが手羽先をどっさり(30本!)買ってきてくれたので、急遽うまいキャベツを作ることにした。うまいキャベツ、ほんとに旨そう。食材はシンプルな調理法にするほど案外美味しかったりするんだよなぁ……と思いつつ、鍋にバター1かけとキャベツを詰め込み、弱火でとろとろ火を通して塩胡椒で味をつけてみた。ゆる〜い食感の春キャベツにとても似合う調理法でもあるようで、やわやわと柔らかく甘くなったキャベツは確かに絶品。おいしいわーおいしいわーとキャベツつまみつつ、じゃこ天と手羽先をおおいに大人3人で堪能した。……本当は、ここに息子も混ざっておいしいわーってするはずだったんだけどなぁ。心配。

4月11日 火曜日
本日は適当な夕御飯也……
ぶたパン・かえるパン・トトロパン
チョコブレッド
ミルクティー

昨日、母と2人で調子にのって買ってきた色々なパンが山盛り。東京パン屋ストリートの特設コーナーのようなところで売られていた可愛いパンは、ぶたの顔のがクリームパン、蛙の顔のがチョコレートパン、トトロはあんぱん。息子が不調になるとは少しも思っていなかったので、
「孫はこれが好きかしら」
「いやいやこちらのクリームのが好きでしょう」
と、面白い形のパンをあれこれ買ってきたのだった。

……が、息子、昨日から大不調。ただの風邪だと思っていたら「耳が痛い」と言い出して、昨日はすっかりやつれた風で布団に入ることとなった。夕飯も一口も食べられる状態じゃなかったので、さすがに今朝は空腹だろうと思いきや、パンは「たべられない」と言い、盛りつけた苺は一口囓って
「……かじると、いちごかじると、耳がいたいよ……」
と泣き出してしまった。あああ、苺もダメですか……。

それなら離乳食ならどうだと、「苺、そのまんまじゃダメならシェイクならいけそう?どう?」と提案して、ぷるぷる頷いた息子に苺シェイクを作ってやる。冷凍苺を粉砕してバニラアイスを混ぜ、牛乳は多め、練乳の風味を少し。「いいなー……」と呟いただんなにも、容器に残ったコップ半杯くらいのシェイクを出してあげた。良かった良かった苺シェイクは飲んでくれた……と少しだけほっとしながら、食後に病院に向かった息子とだんなを見送った。食べるの大好きな人間が、「食べたいのに食べられない」という状況は本当にかわいそう。ちゃんと診断してもらってとっとと治すようがんばろう。

「モスバーガー」の
 豚しょうがライスバーガー
 フライドポテト
麦茶

小児科と耳鼻科をはしごして帰ってきた息子、病名は予想どおりの「中耳炎」。でも、何種類もの粉薬を飲むことになり、体育はしばらく見学、入浴も禁止となかなか大変なことになってしまった。2月の捻挫に続いて4月の中耳炎と、産まれてからほとんど医者いらずだった息子はこのところちょっとばかり不運だ。普段頑健なだけに、「痛い」という感覚に慣れず、それがまた苦しいらしい。

「……何か食べられる?なんでも、食べられるものはお腹に入れておいた方がいいよ……薬も飲まなきゃだし」
お医者に行ってすっかりだるくなったらしい息子に「今日ばかりはお菓子でもアイスでもいいから、食べられるもの言いなさいね?」と話すと、
「んとね……ポテト、ポテトが食べたい」
と。そういう、表面が固いようなものじゃなくてマッケンチーズは?クリームのスパゲティは?シチューとか?と続けて聞いたのだけれど、
「ううん、ポテトがいいの……」
だそうで、慌ててモスバーガーに自転車をかっとばしてきた。息子がどのくらいポテトを食べられるかわからないので、フライドポテトはLサイズのを1袋と、昨日ハンバーガーを食べちゃったばかりの私の分は豚しょうがライスバーガー。ちょうど母は一人でお出かけしているところだったので、息子と2人でしずか〜な昼御飯となった。

ん、これならだいじょぶ……と、ぽりぽりフライドポテトを食べはじめた息子、でもLサイズポテトが半分もなくならないうちに
「も、これで、たくさん……おやすみなさい……」
としずか〜に寝室に消えていった。あああ、こんな小食なの、息子じゃないみたい。神様神様、早くなんでも大量に食べる息子にしてやってください、とお祈りしながら、私は豚しょうがライスバーガーを平らげた。ちゃんと生姜で、たっぷり豚で、笑っちゃうほど和風の味なライスバーガー。先日のカツカレーライスバーガー以来、私は密かにライスバーガーの虜になっている。

チーズ色々with クラコット
「R1/F」の鰆の甘酢サラダ
ミックスサラダ
ビール・自家製梅酒

上京生活を超満喫中の母、「今日は甘いもの買ってこなくて良いからね、甘いものはいらないからね」と念押ししておいたら(念押ししないとね、毎日のようにケーキや焼き菓子買ってくるの……)、R1/Fのサラダを買ってきてくれた。あとは、リンゴやキウイなどフルーツいろいろ。

夕飯、息子は何か食べてくれるかなぁ……と息子と少し話し合い、「卵御飯とバターコーンなら食べられそう」ということに。卵とバターと米の飯だったら、なんかこうパワーが沸いてきそうな感じがするので、OKOK用意してあげるよとそれらの準備。私と母は「今日はガツガツ食べずに、ゆるりと飲むことにしましょう」と買ってきたサラダを開けつつ、レタスや玉ねぎ、きゅうりにトマトのミックスサラダ、チーズを傍らにビールを1杯飲んで自家製梅酒をゆるゆると飲むことにした。

鰆の甘酢サラダ(今日の写真)は、鰆のフライにあれこれの揚げ野菜を絡めつつ甘酢のソースに浸したもの……という感じ。蓮根、人参、牛蒡、青菜、パプリカ……と味も色も存在感のあるあれこれの野菜がどっさり混ざっていて、甘すぎず酸っぱすぎずなドレッシングが酒の肴にもぴったりだった。

息子はさすがに「痛みより空腹!」という感じになったのか、夕飯はもりもりとバターコーンも卵御飯もせっせと食べていた。滋養の塊みたいな食事が無事に摂れたし、薬もちゃんと飲んだし、あとは病原菌を追っ払うだけ。息子、がんばれ。

4月12日 水曜日
中国茶の香りの昼御飯。あっさりさらさら。
スコーン(キャラメル・カラント)
 クロテッドクリーム・杏ジャム・洋梨ジャム・葡萄ジャム
カフェオレ

息子とだんなが学校に職場にと出かけて行った後、母と2人で摂った遅めの朝御飯。日本橋高島屋で買ってきた紅茶屋さんのスコーンが残ってるし、ホテル ザ・マンハッタンのペストリーショップで買ってきたカラントスコーンもある。クロテッドクリームもちゃんと残ってるし……と、だんなが淹れていってくれたコーヒーをカフェオレにしつつ、母と2人でもしゃもしゃと食べた。

我が家、菓子パンはしょっちゅう食べるものの、食パンにジャムを塗って食べることは滅多にしない。食パンを食べるときはシンプルにバタートーストにするか目玉焼きを乗せるかあるいは焼き海苔などを乗せるかという感じなので、ジャムが冷蔵庫に入っていることはあんまりないのだった。母がやってきた時にCOREDO日本橋で買ってきた杏ジャムと洋梨ジャムは順調に減りつつあり、先日カルディコーヒーファームで買ってきた100円セールの葡萄ジャムの蓋も新たに開けて「うわー、3種類のジャムを並べて食べるなんて何年ぶりかしら」という気分であれこれつけつついただいた。

ザ・マンハッタンのスコーンは、いわゆる「オオカミの口」がムガーっと開いていない、お上品に小ぶりなころっと丸いもの。でもサクサクホロホロとした歯触りはしっかりとスコーンで、ざっくりと混ぜられた干しぶどうが良い感じ。

千葉そごう内「茶語」にて
 茶語スペシャル飲茶セット \1785
   マンゴープリン \588

「ねぇね由紀ちゃん。そごうの中にねぇ、なんか、中国茶のお店ができてたのよ」
昨日一人でふらりと千葉に買い物に行ってきた母が言った。
「マンゴプリンもあったみたい。食べに行かない?ジャスミンティーのワンタンとか不思議なものがあったのよ」
昨日、母は「なんかデパート改装中でレストラン全然なくて、アイスだけ食べて帰ってきたわー」と夕方帰宅したのである。

「……昨日、"食べるものなかった"とか言ってないで、そのお店寄ってみてくれば良かったじゃん」
「だってね、なんか、美味しくなさそうだったのよ」
「……そのお店が?」
「ん。でね、食べに行かない?」
「美味しそうじゃないのに??」
ママンママン、私、ママンが何が言いたいのかさっぱりわからない……と苦笑しつつ、ともかくもその「中国茶のお店」に行ってみることにした。そういえば3月にプチ改装を終えてから、千葉そごう内をあまり歩いていない。どんなお店が入ったのかも気になるし、母と一緒に小雨降る中お出かけしてきた。

母が言っていたそのお店は「茶語」。新宿高島屋をはじめ、あちこちのデパートに進出しつつあるお店だ。蓋碗入りのテイクアウトマンゴープリンなどがあって、「お値段はお高め、でも味は悪くない」という印象のお店。ほー、千葉にもこのお店がやってきたのかー、と思いつつ、母と2人でランチセットを注文した。

注文した「茶語スペシャル飲茶セット」は、鶏と銀杏のおこわ、ジャスミン茶風味の汁麺、海老ワンタン、大ぶりな海老焼売、甘辛だれ和えのキュウリという内容。大きな茶こしつきのマグカップに「今日のお茶」(今日は黄金桂)が満たされてついてきて、お湯のお代わりは無料で可能だ。品数はそれなりにあったけれど、でもいまいち分量が少なめで微妙に物足りなさが残る昼御飯だった。母の注文したおこわセットにはミニサイズの杏仁豆腐がついてきたので、私は食後にマンゴープリンを追加注文してみたりして。

全体的にうっすらとした淡い味つけになっていて、汁麺からはふわふわとジャスミン茶の独特な香りが感じられた。具のないシンプルな汁麺を吸い物代わりにしつつ、小さな蒸籠に収められた混ぜ込まれたおこわをもぐもぐ。おこわにはたっぷりの銀杏が混ぜ込まれていた。

プリプリの焼売もあと1個食べたいなぁ、おこわももう3口分くらい余計に欲しかったなぁ……と思いつつ、でもデザートのマンゴープリンはしっかりとしたボリューム。ココナッツミルクベースのソースが別添えでやってきて、アップルマンゴー風味のなめらかな口当たりのプリンの上には刻んだ果肉も散らされて、テイクアウトのものとはまたちょっと違った感じのマンゴープリンだった。あらーあらあら、美味しいじゃないなどと母の杏仁豆腐と交換しながらデザート平らげて、やっと満足した私たち。

枝豆
「シェ・ケン」の野菜テリーヌ・ずわい蟹テリーヌ 野菜サラダ添え
スライスからすみ
皮蛋豆腐
五目かた焼きそば
ビール(サッポロ黒ラベル)・麦茶
りんご

デパ地下巡りがたいそう好きな母と、昼食後は軽くお買い物してから帰宅。

先日グランドハイアットの中華料理店で食事したときに
「かた焼きそばなんて家で食べられないじゃない?これはさすがに作れないじゃない?」
と言っていたので、いやいやかた焼きそばこそ簡単だよ、専用の麺、売ってるよ?と永楽製麺所の販売ブースに寄って揚げ麺を買ってきた。ついでに皮蛋とか、明日の朝用の肉まんとか。では今日さっそく、そのかた焼きそばを作ってちょうだい?と母から御所望いただいたので、じゃあ今日は中華だなと皮蛋豆腐にするための絹ごし豆腐とか、あんかけ用の野菜も購入した。

うん、今日はばっちり中華な夕御飯!と思っていたのだけれど、買い物途中で通りかかったのは「シェ・ケン」のお総菜ブース。
「……あら、テリーヌだわ」
「あ、このお店、美味しいよ。ちゃんと真面目に作ってるって味するよ?このへんじゃ有名なフレンチのお店だよ」
とすっかり立ち止まり、装飾品のように美しい野菜のテリーヌと、淡いピンクが美しいずわい蟹のテリーヌも1枚ずつ買ってきてしまった私たち。かた焼きそばには似合わないかなと思いつつ、ビール傍らに前菜としてつつくことにした。

刻んだ豆腐と皮蛋には揚げ葱をかけ、タレは醤油と酢と砂糖をほぼ同量ずつ合わせて胡麻油で風味をつけたものを用意。最近すっかり野菜が足りなくなってたなと、かた焼きそばの具には野菜を多めに用意した。キャベツと玉ねぎとにんじんを山盛り、そして椎茸、豚肉と海老、うずらの卵。味つけは、麺にそれ用のあんかけスープの素がついてきたのでそれを使うことにした。具を刻み生姜と共にサラダ油で炒めたら、湯で溶いたスープを加えて軽く煮込めばできあがり。あんかけの具は簡単に作れるし、揚げ麺も売ってるしで、母は「んまー、んまー」と驚きっぱなしで、私の狙いはとりあえず成功したっぽかった。

中耳炎の息子も薬がちゃんと効いてきているようで、今日の給食は残さず食べられたらしい。夕飯も、いつもの70%くらいの分量ながらかた焼きそばをちゃんと食べ、デザートに剥いてもらったリンゴを美味しい美味しいと何切れも食べていた。こちらも一安心な状況になって、ほんと、何より。

4月13日 木曜日
今日はピッツァ〜(そろそろ胃もたれ)
「永楽製麺所」の肉まん
麦茶

そろそろパン食にも飽きてきた。昨日、デパ地下で母は、
「明日は白いパン♪夢にまで見た長期熟成パン♪」
とパンを買い込んでいたけれど、私は「永楽製麺所」の肉まんを買うことに。だんなと息子のと私のと3個あればいいのかな……と、3個入りのパックを手にしたのだけれど、それがどえらく巨大な肉まんだった。すごいなすごいな片手の手の平から溢れそうだわと、それを買い求めて帰宅。

息子もやっと食欲が戻ってきたようだしと、巨大なそれを蒸して朝御飯にしたのだけれど、さすがにちょっと大きすぎたみたい。
「半分で……いいなぁ〜」
と息子は肉まんを半分囓り、私とだんなはぺろりと平らげた。甘さはほとんどない、塩気も軽めのあっさりめの味の肉まんで、なんでも具に玉ねぎとキャベツがどっさり使われているそうな。麺の専門店だけあって、皮もふくふく柔らかで良い感じ。千葉そごうの地下食料品売り場にある永楽製麺所ショップではずらりと何種類もの麺が冷蔵ケースに並んでいて、いつもとっても魅惑的な光景を繰り広げている。たっぷりな麺に存在感が薄くなっちゃってるけれど、お饅頭の類も美味しいのよね。

稲毛 「トラットリア・ヴィーノ」にて
 ピッツァランチ
 (ルコラとプロシュートのピザ・かぼちゃの冷たいスープ・サラダ・紅茶・ミニドルチェ)

……母は多分、冬ごもり前のリスとか、あるいは冬眠明けのクマとか、そんな感じなのだろう。元は秋田で産まれ育ったとはいえ、30年近く東京で暮らしてから秋田に戻ることになったものだから、それはそれは生活面で「あれが足りないこれも足りない、あんなものも欲しいのに、東京にはあったのに」という状態なのだろうなぁと思う。相変わらず母はふわふわとしていて、
「ああ、そうだ、由紀ちゃん。こっちに来たら、あれ、食べなきゃ、あれ。デザートの。白いの。スパゲティのお店の」
と呟いていて、ああ、それはアレですねとこちらもすぐに合点がいって、お昼は近所のトラットリアに赴いた。

パスタランチは800円くらい、最近できたらしいピッツァランチは1300円くらい。なかなかお得な"イタ飯"を食べさせてくれるお店が地元の駅前にある。夜は夜でかなり凝った感じの煮込みものとか、酒の肴になるものが各種用意されていて、以前ふらりと寄った時はイベリコ豚のグリルなんか置いてあった。店名から伺えるとおりイタリアワインの品揃えも豊富みたいだ。母はこのお店のドルチェの定番「パンナコッタ」がそれはそれは大好物なのだった。

「まぁ〜、ピザのランチもあるのね。あなた、これにしなさい。私はこの"サワラと長ねぎの塩味スパゲティー"にするから」
「ああ……うん、いいよ……」
もういいです何でも頼んでください私なんでも食べられますからと、まな板の上の鯉状態の私のランチはルコラとプロシュートのピッツァセット。冷たいかぼちゃのスープとサラダ(グリーンサラダとトマトサラダの選択)、食後のコーヒー紅茶にミニドルチェもついてくる、充実した内容だった。母のパスタセットは日替わりパスタ3種から1種を選択し、あとはサラダ、食後のコーヒー紅茶という内容。私のセットと合わせる形で、母も追加注文でかぼちゃのスープと、デザートをつけてもらっていた。

自家製生地のピザは、私が作るそれよりも更に薄焼きなパリッパリなもの。チーズはほとんどかかっておらず(仕上げにパルミジャーノを軽くふったかな?くらい)、ごく薄くトマトソースを塗った上に生ハムをトッピングし、最後に生のルッコラを散らしたというものだった。あまりくどくどしいものは食べたい気分じゃなかったので、この軽い軽いピザはすごく嬉しい。母のパスタも葱たっぷりのあっさり味で、パスタとピザを適当に分け合いながらいただいた。

で、私のミニドルチェがさくらんぼのコンポートトッピングのパンナコッタ。母も当然これだろうと思っていたら、母が注文したのは「デコポンのミルフィーユ」なる面白いもので、結局ドルチェも半分こ。濃厚なミルクの香りが漂うパンナコッタは相変わらず美味しかった。自家製らしきカスタードクリームを添え、綺麗に剥いた瑞々しいデコポンをさくさくのパイと共に盛りつけたミルフィーユも素敵な味。

そして食後、駅ビルで野菜を買って帰ったのだけれど、つい10分前にパンナコッタやミルフィーユを口にしたはずの人が
「ああー……私、そのお店のタルトかキッシュも食べたいと思ってたのよねぇ」
なんて、洋風お総菜屋の前で呟いていて、「だめ、ママン……私はタルトもキッシュもダメ……胃がすっかりお疲れ……」と娘に音を上げさせていた。それに対する返事がまたふるっていて、
「まぁ!……胃腸薬飲んでおけば?そうすれば食べられるわ」
と。

すみませんごめんなさい私が悪かったです、今日から日記の名前は「"食欲魔人の娘"日記」に変更します、と本気で泣きそうになりながら、でも胃腸薬は飲まなかった私。……明日、せめてジム行ってこよ。バーベルかついで、んでたっぷりと泳いでこよう……。

味噌卵&からすみ
炙りじゃこ天
ミックスサラダ 生ハム添え
マッシュルーム、舞茸、角切り牛肉の黒胡椒炒め
大根と油揚げと豆腐の味噌汁
炙り鶏釜飯

そんなわけで、本日の夕飯は和風にすることにした。大根と油揚げと豆腐の具沢山のお味噌汁、炙ったじゃこ天、そしてスーパーで
「あら……この炊き込み御飯、"ろくさん亭"って」
「ほー」
「……食べたことないの?」
「ないよ」
なんて会話の後買ってきた、和の鉄人道場六三郎の店「ろくさん亭」の炊き込み御飯の素を使った釜飯。あと、おかずはサラダがあれば充分だねー、今日の夕飯は軽めにね、と話していたところ、だんなから
「今日は帰れそう〜」
の連絡があった。

さすがに、夫が一日働いて帰ってきて食す夕御飯のおかずが「じゃこ天とサラダ」だけじゃあんまりな気がしたので、急遽おかずをもう1品追加。オイスターソースベースでとろっと煮込んで御飯にかけて食べようという予定で買ってきてあった牛かたまり肉を冷蔵庫から取り出し、適当に細く刻んで塩胡椒と酒と醤油と片栗粉でよーく揉んだ。それを刻んだマッシュルーム、舞茸と共に炒めあわせ、塩で味を調えつつ炒めの過程で3つまみ分ほどの粗挽き黒胡椒をザザーッと混ぜる。ピリリと胡椒の辛さが効いたビールの肴にぴったりなおかずもできあがり、ついでにと唐墨をスライスしたり、だんなの名古屋出張のお土産の「味噌卵」をスライスしたり。

釜飯には何故かピーナッツが具として入っていた。「このへんが道場六三郎っぽいところなのかしら」なんて思ってしまいつつ、久しぶりな炊き込み御飯は、ちょっと甘めで筍たっぷりの具沢山なもの。4人で食卓を囲むとおかずの皿数もあれこれ増えてすごく賑やかな感じになり、サラダに添えた生ハムは息子がとんでもない勢いでばくばくと平らげていた。ハム全般が好きなのはともかくとして、ハムの中でもとりわけ高級品な生ハムがピンポイントで好物なのはどうよと思いつつ、でも食欲が戻ったのは良かった良かったと一安心。

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4月14日 金曜日
せめて、野菜野菜野菜……
ミニ中華丼
麦茶

一昨日の夕御飯にと作った、かた焼きそば用の中華五目あんかけがまだ少量残っている。
「朝御飯にかた焼きそばはあまりに変だけど……ミニ中華丼だったら許されるかなぁ?」
「うん、許される許される」
だんなからお許しも出たので、今朝はミニ丼仕立てでその五目あんかけを片づけることにした。息子には昨日の朝の肉まんの残り半分を。なんとなく親子3人中華な感じを演出しつつ、キャベツににんじんにピーマンにとあれこれ入るあんかけ飯をさらさらっと食べた。

いつもよりのんびりめに朝御飯食べた後は、息子を連れて耳鼻科の病院へ。喉の炎症も耳もかなり良くなっているとお墨付きをいただいたのだけれど、でもまだ投薬は続くらしい。それでも息子は昨日あたりから給食を完食し(どころかお代わりまでしているそうで)、喉や耳を痛がる事は全くなくなった。とりあえずは一安心。

稲毛 「どん亭」にて
 特選牛しゃぶ定食 \1380

母と一緒のうきうきお出かけが続く日々だけれど、仕事が全然ないということは全然なくて、午前中の早い時間とか、夜お風呂に入った後からとか、微妙な時間にせっせせっせとお仕事している。そう忙しい時期じゃないからそれでなんとかなっていたのだけれど、今日の午前中はなんだかやけに忙しくて、昼近くまでえんえんとパソコンに向かわなきゃいけなくなった。気がつけば参加予定だったジムのプログラムの開始時間も過ぎてしまっていて、しょぼーん。

で、気がつけば母が「鉢、鉢はないの?鉢は」とぱたぱたしていて、何かと思えば冬頃に私が通販で申し込んでいた花の苗が届いていたのであるらしい。あー、それは、パンジーが終わった後に植え替える予定で申し込んだ苗。でもパンジーも今が盛りと咲き誇っていて植え替えるわけにはいかないわぁ……と、5株の苗を前を困惑していたところ、
「じゃあ鉢を買いに行きましょう!」
と母に今日も誘われた。ちょうどお昼時ということもあって、「そういえば母、"しゃぶしゃぶたべたーい"とか言ってたねぇ……」と話しつつ、園芸コーナーが充実している某DIYショップを目指しつつその店と同じモール内にあるどん亭に寄って定食食べてきた。食べ放題メニューもあるのだけれど、さすがに食べ放題はどうよということで、おとなしく定食に。

「おいしいものをちょびっとだけ食べましょう」をコンセプトに、注文したのは特選牛しゃぶ定食。肉は大きく切られた霜降り肉が、大きくはあるのだけれど、たったの3枚。あとは野菜の5倍くらいの重量がありそうな野菜盛り。白菜に春菊に人参、えのき、マロニー、うどんなどなど、それらの野菜類をメインのおかずにするような感じで御飯茶碗左手にわっしと抱えつつもりもり食べてきた。あー、ポン酢、うまうま。ポン酢春菊がうまー。

ず〜っと昔、母と2人で銀座のしゃぶしゃぶ食べ放題の店に行ったことがあって、そこは肉はそれなりに美味しかったのだけれどタレがポン酢1種類だけだったりして、しかもそのタレが美味しくなくて大変に不満足だった。母はその記憶が色濃く残ってしまっているようで、「えー、食べ放題のお店なのー、美味しくないんじゃないのー?」と怪訝な顔だったのだけれど、
「いや、そんなに悪くないよ。胡麻だれもポン酢もけっこう口に合うし、……まぁ、肉はね、値段相応なところはあるけど……なにしろけっこう安いし」
と私が誘ってこのお店にしたのだった。母、どうやら大満足。胡麻だれが美味しいわ美味しいわと、「あらー……もう一度くらい来たいわね」と言いつつ私より早く肉を平らげ、「……でも、この週末にまた来るというのはあんまりかしら?」と呟き、「まぁ〜、ソフトクリームもあるのねぇぇぇ」と、食後にソフトクリーム(注文するとカップをくれる。サラダバーにあるソフトクリームバーで盛りつけ放題お代わり自由)をたっぷり2杯平らげていた。やっぱりこの日記の題名は変更した方が良い気が(以下略)

千葉 「串家物語」にて
 串揚げバイキング飲み放題つき \3675
 ビール・梅酒・巨峰リキュールのカルピス割etc

で、夜は、串揚げバイキング……。

私としては、「白い飯、しじみの味噌汁、ほうれん草のおひたし、刺身を少々、卵豆腐」てな献立がほんのり恋しかったのだけれど、

「今日は千葉に音楽教室行くんでしょ?だったら、ほら、あの串揚げ屋さん」
「あー、ぼく、くしあげ行くー!いっぱい食べるー!」
「ねぇ?行きたいわよねぇ?」

おばあちゃんと孫が結託して串揚げ串揚げ言っていて、だんなは本日職場の歓送迎会。あらー由紀ちゃんは串揚げ嫌いなの?と聞かれ、いーえ好きですよと答え、そして夕方串揚げのお店に行って来た。このお店「串家物語」は、問答無用でバイキング形式だ。単品では購入できない。今日はバイキング代を払うほどにはきっと食べられないなと思いつつ、サラダとお茶漬けをいただきつつなるべく野菜を中心に揚げて食べてきた。

定番の具やおでん、蒸しもの、サラダなどがいつも通りに用意されつつも、バイキング台はなんとなく春めいた品揃えになっている。やけにゼリー系のデザートが増えて、冷蔵コーナーには杏仁豆腐に苺の寒天、柚子ゼリーに豆乳入り抹茶のプリン、コーヒーゼリーなど。蓮根のサラダとか山芋のサラダの口当たりが楽しくてそれをたっぷり皿によそいつつ、筍や山芋、根菜類やししとうなんかをせっせと揚げた。肉系は結局のところ鶏もも肉が一番美味しかったりするので、豚肉や牛肉はそっちのけで鶏肉だけを2本ばかり。揚げパン、揚げドーナツにも今日はあまり食指が動かなかったので、デザートはソフトクリームを小皿に軽く絞り出すにとどめておいた。

で、そんな感じに、今日は食べる方向にはあまり情熱を傾けられなかったので、飲み放題だしなーとあれこれアルコールを。ビール1杯飲んだ後は梅酒をロックでもらい、次は巨峰リキュールのカルピス割。続いて母が注文したグリーンバナナリキュールの牛乳割も横から奪って飲んでしまいつつ、けっこうしっかり酔っぱらって帰宅することになった。

母もすっかり酔っぱらった様子。酔っぱらいながらも母は
「由紀ちゃん靴!靴を買いなさい!買ってあげるから靴を!」
と近所の靴屋に連れてってくれて、夏用のサンダルを買ってくれた。息子も普段履きのを1足買ってもらい、母は本当にソフトクリームが好きだね、昼に2杯食べたのに今日の夕飯も2杯食べてたでしょ?私は知ってるよーなんて軽いツッコミを入れつつ帰宅した。そろそろ胃薬のお世話になっておこうかな。んで、母が秋田に帰ったらジム超強化週間に突入だな。

4月15日 土曜日
いちまんごせんえんのおにく。
「カフェ ド クレア」の
 ハムチーズサンド
 チョコデニッシュ1/2個
カフェオレ
りんご・キウイ

私やだんなが海外旅行に行くときに「○○が名物なんだって」「○○も食べなきゃ」と大騒ぎするように、母も「東京行ったらこれ食べるんだー」「由紀ちゃん家行ったら、これも食べとかなきゃいけないんだー」と、いっぱいいっぱい思いを抱えて今回上京したのであるらしい。で、次なるターゲットは、「焼き肉」。つい昨日しゃぶしゃぶを食べたような気がするのだけれど、しゃぶしゃぶでは焼き肉熱は鎮火できないようだった。

「あのねぇ……美味しい焼き肉食べたいわ。美味しいの。前にほら、六本木の韓国料理屋さんで食べたようなの」
数日前母にそう告げられ、でもだんなも息子もまだ体調万全とは言い難いし、都心まで出かけるのもなぁと考えて思い出したのが「やまと」というお店。千葉駅と我が家のちょうど中間くらいの場所にあって、「この焼き肉屋、すんごく美味しいですよ〜」と以前教えていただいたことがある。確かにすんごく美味しそうだし、個室もあるみたいだしで
「追加料金とか要らないのでしたら、個室使わせてくださーい」
と今日の夕方6時に予約を入れてみた。めでたく追加料金とかなしで個室も使えることになって、めでたしめでたし。

朝御飯は、昨日買ってきたフレンチトーストっぽいハムチーズサンド。ベーグルでも買って帰ろうかと昨日千葉を歩いていた時に
「ぼくねぇ、あのお店のパン食べたことないから、あそこでおかいものしたい」
と息子が言い出して、そういえばと初めて寄ってみた「カフェ ド クレア」というお店のパンだ。しょっぱい系がいいなと選んだのがハムチーズサンドで、息子はウィンナーロール、それだけじゃ足りないかなと分け合って食べるつもりでチョコデニッシュも1個。

卵液がしっかりパンに染みこんだサンドイッチ。薄切りパン2枚の間にハムとチーズが挟まっていて、オーブンでこんがり焼いたら美味しかった。でも、チョコデニッシュはなんだか不思議なハーブ臭のようなものが漂っていて、今ひとつ。

磯辺餅
ほうじ茶

午前中、だんなと息子は病院へ。母は船橋方面にお買い物。そして私は一人お仕事。こういう時にこそ仕事をせねばと真面目に真面目にパソコンに向かい、お昼御飯はだんなと息子が帰ってきてからお餅を焼いて食べた。夜に備えて1人1枚磯辺餅。先日ルピシアで試しにと買ってみた加賀棒茶を淹れてみたところ、期待以上に美味しいお茶で満足満足。

千葉 「やまと」にて
 炭火焼肉Aプラン \4,500/人
     キムチとナムルの盛り合わせ
     万能葱ともやしのサラダ
     サンチュ
     上タン塩
     カルビ・ロース・季節の野菜
     ホルモン盛
     手打ち冷麺ハーフサイズ
     季節のデザート(杏仁豆腐)
 豚足 酢味噌付 \650
 塩ユッケ \1600
 イベリコ豚 \1500
 骨付きカルビ \3300
 特選カルビ・ロース盛 \15000
 焼酎(一刻者) \600
 グレープフルーツサワー \480
 マッコルリ(大) \2100
……もうしばらく牛肉は見たくないってほどに

で、満を持して焼き肉屋さん「やまと」に。思った以上に大きいお店で、1階席から吹き抜けの2階席に階段を上がると、夕方そう遅くない時間なのに既に客席の多くが埋まっている。1階席を見下ろす窓がある小さな4人がけの個室に案内されて、これでもかーっと焼き肉を堪能してきた。

メニューに紹介されていたコース料理が案外お得っぽいねと、4500円のコースを3人分頼むことに。息子もきっともりもり食べるはずだと、追加料金であれこれ別に頼んでみた。最初は生ビールで乾杯して、その後はマッコリ(韓国版"どぶろく")を。

最初は各々に1皿ずつやってきた、キムチとナムルの盛り合わせ。白菜キムチにチャンジャ、オイキムチ、それにもやしのナムル、ほうれん草のナムル、ぜんまいのナムル。一口ずつが美しく角皿に盛られ、それをつついているうちに万能葱ともやし、ザーサイ、細く裂いた鶏肉を胡麻油ベースのドレッシングで和えたサラダもやってきた。いつのまにかテーブルにはばばーんと1株分以上はありそうなボリュームたっぷりのサンチュも。

最初のキムチやナムルが美味しくて、肉も期待できるかも〜、と楽しみにしているところに次に出てきたのは追加注文した「塩ユッケ」。醤油ベースの甘辛ダレではなく、塩で味をつけたあっさり味のユッケで、山芋やたっぷりの刻み葱、生のうずら卵などと一緒に混ぜてわさびを添えつついただくもの。肉は少しも臭みがなくて甘ささえ感じるような感じで、これでビールが空になった。いやーん、最初からめちゃめちゃ美味しい〜。

そして次々とやってくるお肉たち。超厚切りのタン塩も、コースの一品のカルビやロースもしっかり美味しい。どれも脂が乗ってとろけるような歯触りで、肉汁たっぷり。玉ねぎやピーマン、にんじん、かぼちゃ、長ねぎなどの野菜もたっぷり添えられてきたので、それらもせっせと焼きつつサンチュで肉をくるみながらいただいた。大人3人分の肉を息子も一緒に食べていくので、コースの肉はあっという間に空になっていく。息子も「おいしいーおいしいー」と、タンもカルビもロースもたいへんに良く食べた。

で、そういえばホームページで見たんですけどと、イベリコ豚も持ってきてもらう。厚切りの肉が5〜6切れ乗って、けっこうなボリュームで1500円。タレなどはつけずに塩胡椒だけを添えて食べるイベリコ豚は、適度な歯ごたえのある肉と甘い脂が確かに以前イタリアンのお店で食べたのと同じ味わいだった。まさか焼き肉屋で見ることになるとはね、と笑いながら、母も一緒にイベリコ(多分母はこれが"初イベリコ"?)をもぐもぐ。

だんなと2人で飲もうねと注文したマッコリの大サイズは、なんと1リットルもあった。大きな壷に大きな柄杓が添えられて、それで同じ色の陶器の碗にジャバージャバーとすくいつつ飲む。日本のにごり酒と味わいは似ているけれど、乳酸菌が含まれているお酒なのでほんのりとした酸味があって、後口爽やかなものだからいくらでも飲めてしまいそう。白いお酒を飲み飲み、いい気分になりながら「んじゃ、骨付きカルビもね」なんて言っているところで、酔っぱらってきたらしい母が、ついに爆弾発言をかましてくれた。

「ねぇー、もっと注文しましょうよ、ほら、この、1万5千円、ってやつ」
確かにメニューには1万5千円の肉が載っていた。その名も「特選ロース・カルビ盛」。メニューに載る写真もいかにも美味しそうで、でも私たち4500円の宴会コースを頼んでいるところなんですが、それ3人前よりお高い肉の盛り合わせって、一体。

いいよーいいよーそんなに美味しい肉食べちゃったら、もう他のお店とか行けなくなっちゃうからいいよー……とだんなと2人で抵抗を試みたのだけれど、抵抗虚しく十数分後には大変うやうやしい感じでその1万5千円のお肉がやってきてしまった。野菜もたっぷりと、玉ねぎに長ねぎに椎茸にとあれこれ添えられつつ、光輝く特選カルビに、奥に1枚ステーキ肉のような感じで横たわる特選ロース。分厚くって見事なサシの入りっぷりで、常温に置かれただけでゆるゆると溶けていきそうな肉を表面だけ炙って超レアなところでかぶりついた。

「……うまい……」
「いや、これ、うまいっていうか、ヤバイ……」
なんじゃこりゃヤバイよヤバイよこんなもの食べてたら人間がダメになっちゃうよと、分不相応なほどに大変なお肉に軽くパニックになりながら、それでももちろん美味しくいただいた。息子は一口食べて「……こんなにとろけちゃうお肉は、お肉じゃないよ」と呟いていたけど、本当に全くそのとおりだ。私たちの知る「肉」とは次元が違う味がした。もう美味しすぎて倒れそう。その直前に頼んだ骨付きカルビもしっかり食べて、そしてお店の人が
「この後はー……お一人様1つずつ、ハーフサイズの冷麺か、もしくは石焼きビビンバになりますー」
と告げに来たときには、もう倒れそうなほどにお腹いっぱいになっていた。

んで、シメにだんなと母がビビンバ、私は冷麺(冷麺大好き♪)。デザートにはこれまた器にたっぷり固められたプルプルの杏仁豆腐もやってきて、どれもこれもいちいち美味しくて大満足。どれもこれも美味しくて、でもお会計は(15000円の肉とか追加注文した割には)案外とお高くなくて、全部で4万円くらい。お店の人の対応も素晴らしく良くて、個室も快適、ぜひまた来たいと思う。

「美味しかった、美味しかったよー。また来ようね!まぁ……1万5千円の肉は、ごくたまに、でいいけど」
「ほんと、美味しかったわねぇ。私がこっちに出てきた時には絶対来ることにしましょうね。あのお肉食べに」
「え?ママン……それって、半年に一度か一年に一度くらいこの店で1万5千円の肉食べるってことですか?」
「そうよー、いいじゃない?」
よくないよくない、そんな贅沢絶対よくない……。あんなお肉に口が慣れたら、絶対よくない。

4月16日 日曜日
中華風なサラダを
カフェオレ
りんご・キウイ

母来襲以来、一番の暴飲暴食気味な食事をしてしまった昨夜。さすがの私たちの胃袋も、朝までずっしりと重かった。食欲なーい……と、もそもそと起き出して、とりあえずだんなにコーヒーを淹れてもらう。家族一同いまいち食欲が沸かない状態だったので(息子までも……)、りんごとキウイをつまみながらコーヒーを飲むにとどめてみた。

昨日も寒いくらいの涼しさだったけれど、今日もまた朝から冷たい雨が降り続いていて一層冷え込んでいる感じ。母は今日も元気に
「今日は幕張に遊びに行って来まーす」
とお出かけしていったけれど、私たちはいまいちやる気無く、今日は家でごろごろ。

だんな特製ナポリタンスパゲティ
アイスカフェオレ

さすがに昼過ぎてお腹も空いて、さっぱりとした昼御飯を食べたい気分……Shibaの野菜カレーとか……とうっすら思うも、天気の悪さに外出する気分にもならず。
「ベーコン、ある?」
「あるよー。……玉ねぎとピーマンもあるよー」
「……んじゃ、ナポリタンすっか」
と、だんなが腰を上げてナポリタンスパゲティをつくってくれた。どうせだったらイタスパぽくしようじゃないかということで、上にオムレツを添えることにする。

ナポリタンというといつもだんなの独壇場で(ケチャップやバターの具合が、どうにも私が作るより良い感じなんだな……)、私は台所の隅で応援の踊りを踊るくらいしかやることがなくて、今日も踊っていたところ
「じゃあおゆきさんはオムレツ作ってください」
と指令が出された。いや、オムレツ作れない、オムレツ無理、それは君、私が冷やし中華を作っている時に「だんなー、錦糸卵作ってね」というようなものだよどうだい?と説得を試みて、めでたくオムレツもだんなに作ってもらうことになった。いや、オムレツ、ほんとに苦手なんだって。なんでふわふわ綺麗にまとまらないのかどうにもコツが掴めないのだけれど(で、逃げてるもんだから一層コツが掴めない悪循環)、錦糸卵だったら薄くて綺麗なの何十枚でも焼けるのに。私はオムレツが苦手で錦糸卵が得意、だんなは錦糸卵が苦手でオムレツが得意、それで過不足なくなってるから良いのだ、多分。

というわけで、私は皿を出すことくらいしかしなかったお昼御飯のナポリタン。ケチャップが残り少なくて、いつもより色がうっすら薄めのナポリタンになったけれど、塩はちゃんと利いているしバターのこっくりした味もあるし、良い感じ。玉ねぎもピーマンもざくざく入っていた。

鯛の中華風サラダ
お刺身(マグロ・ハマチ)
鰹のたたき with 新玉ねぎスライス
あさりとじゃがいもの洋風お吸い物
羽釜御飯
いかなごの釘煮
ビール・ほうじ茶

「今日は……魚、ですよね」
「魚とお野菜、ですよね」
さすがに肉は口にしたくなくて、油を使ったようなものも食べたくなくて、「じゃあ刺身だ」と雨の上がった夕方、魚屋さんに行ってきた。カツオのサクがお安くて、でもそれだけじゃ足りないかなとハマチとマグロの小さいサクも買って、ついでにタイも安かったので「じゃあこれはサラダ仕立てで」とごく小さなものを買ってきた。魚のおかずには魚のスープがいいかなと、大粒のアサリも。アサリは和風の吸い物じゃなくて洋風のスープにすることにした。

子供の頃、母に何度か連れて行ってもらった海鮮がメインの中華料理屋さん「海皇」というお店の名物が、タイを使った中華風お刺身。切り身のタイに揚げワンタンやナッツ類や香味野菜などを混ぜ合わせ、醤油ベースの胡麻油の香りのタレをまぶしかけて食べる……という感じのものだったように記憶しているけれど、これがすごく美味しくて、何度か真似して作っている。生野菜にもすごく似合うので、その時々によってレタス使ったり、大根刻んだり、色々と。

今回は水菜をメインに、刻んだ人参、スプラウトなども混ぜ合わせてごく薄くスライスしたタイをトッピング。揚げワンタンの皮の用意は面倒だったので、甘さの全くないコーンフレークを散らしちゃう。ついでに台湾で買ってきて重宝している揚げ葱(ほんのりにんにく風味)も風味づけに散らしてみた。貝割れ大根とかスプラウトとか、アルファルファなんかがこのサラダには特によく似合う。甘酢を用意すると鰹のたたきのタレに味がかぶってしまいそうだったので、今回は市販のドレッシングを好みでかけることにした。母はお気に入りのピエトロのドレッシングをかけ、私とだんなは叙々苑のドレッシングを。

ちょーっとお刺身、多すぎたかなぁ、サラダもボリュームあるし……と心配していたのだけれど、目の前の息子が「わーい、まぐろー」と食べる食べる食べる。サラダもスープもしっかり食べて、そのうえで更にマグロと御飯を海苔巻きにしてもぐもぐと平らげまくっていた。おかげで皿はすっかり空になって、2合炊いた米も、私と母はほんの数口分しか盛らなかったのに釜は綺麗に空っぽに。