食欲魔人日記 10年8月 第3週
8月16日 月曜日
うんざりするほど暑くって、とりあえず大根おろしをチョモランマのように盛りつけてみる
卵かけ御飯
大根の味噌汁
麦茶

久しぶりに卵かけ御飯はどうだろうかと、週末にそこそこの値段の新鮮な卵を1パック買ってきた。息子はもう大喜びで
「卵かけごーはん♪卵かけごーはん♪」
と、昨日あたりから浮かれている。生の卵と醤油と御飯でここまで人を虜にするとは、おそるべし卵かけ御飯。
 
君も朝御飯に食べていくと良いよ、味噌汁もたんまり作ったし、と、早起きして朝ジムに向かう予定のだんなに言ったら
「でもなぁ……朝起きてみると、"ああ、今は卵かけ御飯って気分じゃないなぁ"ってなったりするんだよ〜」
と言っている。確かにあんなに美味しい卵かけ御飯だけれど、起き抜けに即食べるのはなかなか厳しいものがあるかもしれない。
 
で、私と息子はかなり遅めの朝御飯。7時前には2人して起きてはいたのだけれど、なんとなく朝御飯を済ませないままダラダラとしてしまって昼間近になってからおもむろに卵かけ御飯を食べた。
 
「ん〜……御飯も半端に一膳弱残るし、食べたかったらお代わりしていいよ。卵2個目いってもいいよ」
と伝えたら、「マジでか!」と、それはすごい喜びようで、ほんとにお代わりして卵2個目にいってしまった。
 
私は、ちょっとユルユルくらいの、卵多すぎな感じくらいのが逆の状態よりは好きだったりして、御飯は心もち軽く、卵たっぷりで。
 
うん、やっぱり美味しいんだわー卵かけ御飯。生卵を(たとえ醤油をちらっと垂らしてとしても)そのまま飲み干してもそこまで美味しくないのに、なんで御飯にかけるだけでこんなに美味しくなっちゃうんだろう。
 
そして今日は野菜が届く月曜日。今日の「ベジタS」は
キャベツ1玉・セロリ1束・ニラ1把・モロヘイヤ1束・オクラ1パック・トマト3個・枝豆1束
という、クセの強いもの一式、という感じの内容。
 
「モロヘイヤきちゃったー!」
と困惑しつつ(好き嫌いじゃなくて、どう扱ってよいのか未だに今ひとつわからない……)、とりあえず枝つきの枝豆は息子と一緒にブチブチさやを枝から外してみた。

茹で枝豆
おつまみキャベツ
ゆで豚のおろしポン酢
モロヘイヤと豆腐のスープ にんにく風味
羽釜御飯
ビール(ヱビス ザ・ホップ)

もう、夏に「暑い」と言葉にするのは愚かな事と思いつつ、でも今日はほんとのほんとに暑かった。
なんでも群馬や練馬では38度を超えたとか。千葉市も36度くらいにはなったそうで、もうほとんど体温だ。
 
もうイヤ、火を使いたくない……と思いつつ、でもメインディッシュの豚肉を生で食べるわけにはいかないし、と、なるべく効率よく、火を使わないで良いものは使わない方向で夕飯の支度をした。
 
保存のために全体に塩をしてラップを巻いていた豚バラ肉のブロックは、塩を落とさないまま煮立たせないで30分ほど煮てスライス。上から万能葱ふって、脇にチョモランマのようにうずたかく積み上げた大根おろしを添えつつ、ポン酢とラー油を添えつつ食べるようにした。
 
豚の茹で汁はそのままとっておいて、モロヘイヤのスープに。
 
鍋にオリーブ油熱して玉ねぎと多めのにんにくを炒め、そこに葉を綺麗に摘んで茎を除いたモロヘイヤを一度茹でてから細かく刻んで加える。スープを注いで角切り豆腐も入れ、あとは適当に塩胡椒で調味してできあがり。
「なんというか……青じそよりも更に"草っぽい"野菜だよなぁ……」
と思いながら調理した。葉を刻むと途端にネバネバしだすというのも不思議な感じ。
 
今日届いたばかりの枝豆は茹でて塩するだけ、キャベツも生のまま1/8カットくらいにしたのを数個深鉢に盛りつけて、マヨネーズと味噌を添えるだけ。
 
あと一品何か用意したかったけど、もういいやこれで、今日届いた枝豆すごく美味しいし……と、そんな感じの夕御飯。
 
今日の枝豆は実際素晴らしく美味しくて、皆でもぐもぐ良く食べた。ちょっと固めに茹でた茹で加減も悪くなかったけれど、豆1粒1粒が弾けるようなプリプリ感で、濃厚な「豆」そのものの味。
 
つい1週間くらい前に、あまりにもがっかりな味の「だだちゃ豆」を買ったところだったので、「そうだよ、美味しい枝豆ってこんな味だよ」とうっとりしながらガツガツ食べた。
 
「ほんとにさぁ……食欲もなくなるよね」
とか言っていただんなは、今日のお昼に「スペシャルかつ丼」を食べてきたそうで。かつ丼いいな、私たちも食べたいよねぇ、と、色々企む私と息子。要するに家族全員、夏バテというわけではないみたい。

8月17日 火曜日
「カツ丼は良いね」ということで
「ミスタードーナツ」の
 シュガーレイズド
 ジャパフル・夏みかん
アイスカフェオレ

昨日は私、あまりの暑さに(家の中にこもってクーラーかけていて、なおかつ汗が出てくるってどういうことよ、と……)一歩も外に出なかった。夕飯は買い置きの食材があったし野菜が届いたばかりだったしでなんとかなったけれど、朝御飯の事をすっかり忘れていた。
 
「というわけで、お手数ですが朝御飯何か買ってきてください。パンでもなんでも」
と帰宅途中のだんなに連絡したところ、
「ドーナツでもいいかな?」
と、ドーナツの箱ぶら下げて帰ってきた。もう品揃えもあまりよくないタイミングだったらしかったけど、でもその分なんだか不思議な新商品をあれこれ買ってきてくれた。
 
ジャパフル」は国産フルーツのジャムをてっぺんに盛りつけた、ふわふわしたドーナツ。息子が速攻でりんご味を奪っていったので、私は残った夏みかん味をいただくことにした。
 
なんでも地域ごとに色々な品があるそうで、東京・千葉では扱っていないラ・フランスとか柚子とか、良いなぁと思う。レモンは東京では扱いがあるけれど千葉では買えないらしい。
 
あと1つは、基本中の基本ドーナツの「シュガーレイズド」。
 
昔々の小学生の頃の私にとっては、ミスドのドーナツは「すごい御馳走」だった。今も嫌いではないのだけれど、あの時ほどの「ごちそう感」が感じられなくて、そんな自分がちょっと寂しい。

茹で枝豆
千切り野菜のサラダ
モロヘイヤと豆腐のスープ にんにく風味
カツ丼
麦茶

昨日のお昼に、だんなは銀座でカツ丼を食べていたらしい。
「いや、昨日友人と会うことになってさ、だから馴染みの鰻屋行ったんだけど、閉まってたのよ」
だから仕方なくてスペシャルカツ丼食べてきた。……って、スペシャルカツ丼は「仕方なく食べる」ものではないと思う。あらやだなにそれ羨ましいわ……と、だんなは遅くなると聞いた今晩、息子と2人でカツ丼食べようということになった。
 
でも、昨日に引き続いて今日もたいそう暑く、外に出ずに済むのなら極力出たくない感じ。ほんの数駅先の千葉まで行くのすらめんどくさい。
昨夜作ったスープとかも残っているしなと、
「カツ丼用のトンカツ、買ってきてください。明日の朝ごパンも。種類はまかす」
と、習い事に向かう息子に諸々託すことにした。
 
カツ丼大好物の息子、「カツ丼用のカツ」と言えばちゃんと判断して買ってくるだろうとは思っていたけど、
「ただいまー!ロースカツっていうの買ってきたよ!」
と帰ってきた息子のナイス判断を褒め称える。
 
でも、
「だけどね、売り場で見たらけっこう小さく見えちゃって。もしかして1人2枚あったほうがいいのかな?とも思ったんだけど……」
お金も足りなくなっちゃうから1人1枚にした!と息子、胸を張っている。
 
思うな思うな。1人2枚って思うな。
君が買ってきてくれたの、普通のサイズのロースカツだから。一口ヒレカツじゃないから。2枚にしたらとんでもないサイズのカツ丼になってたよ、と苦笑いしながら話したけれど、でも息子は「でも、カツがたくさん乗ってると僕は嬉しい……」とか言っている。そりゃ私も嬉しいけども。
 
ともあれ、無事に1人1枚のカツが手元に来たので、ささっとカツ丼を仕上げた。昨夜の残りのスープと枝豆出して、カツについてきた千切りキャベツは玉ねぎやパプリカ、セロリなどと合わせてドレッシングかけ、サラダ風にして食べた。
 
こんなに蒸し暑い(今日も普通に35℃越えだ!)日でも、カツ丼はちゃんと美味しく食べられてしまうのが不思議。

8月18日 水曜日
ガツーン!と巨大ハンバーガーのお昼御飯
「アンデルセン」のソーセージロール
アイスカフェオレ

特にお盆休みはもらってなかっただんな、仕事がひとくぎりついたそうで、今日はお休みをもらったそう。ちょうど手元のプールの半額券があるし、ではそれを使って今日は遊びに行きますかということになった。
 
朝食は、息子に昨日買ってきてもらったソーセージロール。
「朝ごパン買ってきてくれる?君の分は好きなの選んできて良いけど、私とお父さんのはミルクフランスじゃないのにしてね。ソーセージロールあたりが良いな」
とお使いを頼んだら、息子本人の分も合わせてソーセージロールを3つ買ってきた。
 
君の分はミルクフランスでも良かったのにと言うと、「僕だけお揃いじゃないのはイヤだから」とか何とか言っている。
 
食後の桃は、今回も大当たりの美味しいもの。スーパーで適当に選んだ、お手頃価格の桃しか今年は買っていないのに、どれもこれも甘くて美味しいものばかりで、こればかりは桃を甘くしてくれた猛暑に感謝。

ホテルニューオータニ幕張内 「SHELL CANTINA」にて
 キング・オブ・ベーシックバーガー \2500
 千葉県産スイカ フローズンマルガリータ \1200

向かったプールは「ホテルニューオータニ幕張」にある、シェルプール。夏の間だけオープンする屋外プールだ。
ビジター料金は大人平日5,000円、週末やお盆期間はなんと10,000円。子供料金は12歳までで大人の半額だ。
 
先日このホテルのレストランで食事をした際にこのプールの半額割引券を貰ってきたのだけど、「でもこれを使っても週末5000円なんだよなぁ……平日2500円なら、まぁ行けなくもない値段なんだけど……」と、行く機会をのんびり狙っていたところだった。
 
宿泊者であれば1,500円ほどで入れるそうで(でも無料ではないのね)、ゆえにかプールはそこそこの混雑だった。デッキチェア2つとパラソル1つのレンタルで3,500円を追加に払って、親子でプール。
 
円形のプールは、直径20mほどだという事だったけれど、その数字よりは広く見える。周囲を取り囲むようにデッキチェアが並び、更にダイビング用のプール(ダイビングイベント時以外は使用禁止)と子供用プール、ジャグジーなどもある。ロッカールームには、それなりのサイズのロッカーが並び、化粧水なども用意されたパウダーコーナーとシャワーブースも10個ほど。プールの入場料にロッカー使用料とバスタオルレンタル料も含まれている。
 
昨日一昨日ほどの猛暑ではないものの、今日も普通に33℃くらいはあった一日。午前中は焦げるような日差しもあって、念入りに日焼け止めを塗って遊んだ。水遊びはやっぱり楽しい。
 
昼食は、水着から着替えるのもめんどくさいしとプール併設のガーデンレストラン「SHELL CANTINA」で済ませることに。
 
さすがホテル、というなかなかの強気価格設定で、料理はほとんどが2500円。ロコモコやラップサンド、ミーゴレンなど気になる料理があれこれあったけれど、私とだんなが2人して選んだのは「キング・オブ・ベーシックバーガー」。
 
なんでもオージービーフ1/2パウンド(=225g)のパテを薪窯で焼き上げるそう。添えられてくるのはアボカド、レタス、トマト、オニオン、クリスピーベーコン、そして「シェルキャンティーナ秘伝のソース」。山盛りのフライドポテトと共にやってきたその迫力のハンバーガーはたいそうな食べ応えだった。
 
巨大なバンズに盛り沢山のその具を積み上げて、ソースは別添なのがすばらしい。小さな容器に「秘伝のソース」(タルタルソースっぽいものだった。クリーミーで濃厚な味)、そしてケチャップとマスタードも卓上にやってくる。
 
見るからに「これは……口のサイズより明らかに大きいよね?」というサイズ(特に高さが)で、それでもガブッと食べたいなと、上のバンズを一度持ち上げて中にソースやケチャップを適当に回しかけてから、上からぎゅうと押さえてかぶりついた。肉汁たっぷり、焼きたてでこれでもかと香ばしさが漂ってくるボリュームたっぷりハンバーグが実に美味しい。玉ねぎもトマトもなにもかもが厚切りで、ハンバーグの上にとろけているのがチェダーチーズだというのも、とても良かった。
 
このボリュームと美味しさだったら2500円もやむなし……と思わなくもないけど、でもかなりゴージャスなハンバーガーだ。
 
そしてランチのお供には、スイカ入りのフローズンマルガリータという面白いものを。
 
淡いピンクの綺麗な色をしたカクテルは、見た目さほど「スイカ」ではなかったけれど、口にしてみたら驚くほどスイカそのものの味。フローズンカクテルだからしばらく溶けずに、食事の終わりまでキンキンに冷えた味を楽しめた。
 
夏だなぁ……というランチを堪能した後は、再び水遊び。アルコールの手伝いもあって、30分ほどデッキチェアで「ガチ昼寝」をしてしまったのだけれど、その気持ちよさときたら、「天国って、多分こんな感じのプールサイドみたいな場所なんだ……お酒も飲み放題で」とか、そんな事を思ってしまったり。

セロリたっぷりコールスローサラダ
甘酢漬け葉生姜・茗荷
福神漬け
ポークカレー ゆで卵乗せ
ビール(Corona)

午後からは、雨にはならなかったものの黒い雲もでてきて、3時頃にプールを上がって帰ってきた。
息子曰く「夕御飯はカレーがいいな」だそう。
 
確かにカレーは良いねぇ、でも塊肉を調理するのはちょっと煮込みが足りなくなるかもしれない……と言いつつ、豚の肩ロースのブロックを買ってきて、カレーにすることにした。
 
肉は心もち小さなサイズにカットして、しっかりカレー粉をまぶしつけて表面を強めに焼きつける。煮込み時間が足りなくてもそれなりの味になるかなと2時間ほど玉ねぎ、人参と共に煮込んだら、なかなか良い感じになった。  
この季節に10皿分のカレーを仕込むのは自殺行為だと思ったので、今日は5皿分を用意することにした。それでも具はいつもの2/3程度にしか減らさなかったので、大変に具沢山のカレーのできあがり。
 
鍋に水を注いで沸騰を待つ間などでささっとコールスローサラダも用意しておいた。手元にセロリがどっさりあるので、セロリ多めのコールスロー。甘さはそれほどつけずに(でもちょっとだけつけた)、塩も入れてマヨネーズ少なめのあっさり味。
 
らっきょうの代わりにこれが似合うのでは、と、出してみた甘酢の茗荷や生姜がなかなか良い感じで、これを口にしながら食べるカレーはとても「和風」な感じがした。

8月19日 木曜日
丸善の「早矢仕ライス」は美味しいよねー
超厚切りトースト
2日目のカレー
アイスカフェオレ

たった5皿分しか作らなかったカレーは、残りもうわずか。普通にカレーライスとして食べたら3皿分にも満たないくらいだなぁと、パン添えて「カレーシチュー」として食べてしまうことにした。
 
温めたカレーをシチュー皿によそって、上からピザ用チーズをパラリとふりかける。パンは超厚切りにしてバターしっかり塗ったものを、こんがりトーストしてから3等分。中のふかふかのところをたっぷり味わえるようにして、カレーに添えたらなかなか良い感じになった。
 
今日の桃もすごく甘く、今年は本当に桃が美味しい年。

丸の内OAZO内 「M&C Café」にて
 キャベツのメンチカツ添え早矢仕ライス \1200
 グレープフルーツジュース \350
 パッションフルーツのムース \600

今日は、息子が参加するワークショップの付き添いで都心にお出かけ。
ワークショップは午後からなので、だったら少し早く出て丸の内「oazo」で展示中の「はやぶさの回収したカプセル展示」を見て行かない?と、まずは東京駅を目指した。
 
「おかえり、はやぶさ」 これまでいつ来てもoazoのJAXA広報センターはガラガラだったりしていたのに、今日はそこも含めてさすがの大混雑。
 
展示開始初日は週末ということもあってたいそうな混雑だと聞いていたけれど、今日は平日の午前10時頃の到着というタイミングが良かったのか、特設コーナー前で整理券を貰うとそのまますんなり展示コーナーに行ける程度の空き具合だった。それでも会社員が仕事を終える夕方以降は相当の混雑になるらしい。
 
15日からの展示だった「はやぶさ」、前半の期間のみ展示とのことだったヒートシールド(前面・背面共に)は残念ながら見られなかったけれど、代わりに後半期間のみ展示の「搭載電子機器部」が見られたのは幸い。
 
「はやぶさ」本体を経由して地球からの指令を受け取り、予定の時刻にパラシュートを開いたりビーコン電波を出したりした……との解説文章を読んで、「ああ、あのビーコン音がここから出てたんだ」と、ちょっと胸が熱くなった。本当に、よく帰ってきたねぇ。
 
oazo館内では、レストランゾーンにも「はやぶさ」特設ギャラリーが設けられていたりして、丸善なども含めてあちこちに「はやぶさ」に関するものが見られてなかなか良い感じ。
いくつかのレストランでは「はやぶさ」をイメージした特別料理などもあるということで、「丸善のカフェでも特別デザートがあるってよー」と、早めの昼御飯をここで済ませることにした。
 
日本橋のかつての丸善の屋上、古めかしい喫茶店(ゴルファーズスナック)で食べられた「早矢仕ライス」は、今はoazoの「M&C Café」で食べることができる。
 
窓際の席からは東京駅を行き交う電車が新幹線含めて間近で見えて、電車好きのお子さまにはたまらないロケーションだ。うっかり窓際に座れてしまって、息子と2人
「あ、また中央線だ」
「あれは古い車体だよねー」
とか言いながら、早めのランチをデザートつきで楽しんできた。
 
私が選んだのは「オススメランチメニュー」と紹介されていた、キャベツのメンチカツ添え早矢仕ライス 1200円、ミニサラダつき。あまりに喉が乾いてしまって、350円足してグレープフルーツジュースをつけてもらった。息子はオムハヤシを。
 
息子の早矢仕オムライス 息子曰く、「ハヤシライスはカレーライスのニセモノ」なのだそう。
 
「そんな失礼な事言うもんじゃないわよ、ここのは美味しいんだから」
と話すも、
「でもオムライスにこんなにたくさんソースがかかってたらもてあましてしまいそう……」
とか何とか言っている。
 
もてあますようなら私がソースは貰ってあげるから、まず味見してみたら?と告げたら、不審気な顔をしてちらっとソースを舐め、
「……うま!」
と呟いていた。
でしょ〜?どうよ、旨いだろう、と、自分が作ったわけでもないのに得意気なお母さん。
 
レモン型にこんもり盛られた御飯に、よりかかるようにサクサクのキャベツメンチ、その上から少量のタルタルソース。周囲にハヤシソースがぐるりと敷かれ、ほのかに甘くて食べやすいハヤシライスの味は「そうそうこれこれ」という感じのもの。
 
宇宙船をイメージした、パッションフルーツのムース ハヤシライスもそれなりの分量だったけれど、せっかく来たことだし、と、「宇宙船をイメージした、期間限定のオリジナルスイーツ」なのだというパッションフルーツのムースも追加でいただいてみた。
 
クッキー生地の土台にねっとりとしたカスタードクリーム状のムース、上部はパッションフルーツの風味濃厚な甘酸っぱいムース部分。
 
てっぺんにこれまたパッションフルーツ風味のマカロンが飾られて、細く飾られたチョコとミントの葉がなんとなく宇宙っぽい……かな?
 
爽やかな口当たりだけれどちゃんと甘くて食べ応えのあるお菓子。息子と分けあいつつ食べて、oazoの地下で明日のパンを買ってから新宿方面に移動した。
 
息子が参加したのは国立科学博物館のワークショップ、大久保にある新宿分館で開催の「微生物は働きもの」というもの。
 
ちょうど春から「もやしもん」のドラマが始まって、息子は「原作読んでみる」と漫画を手にしたりしていたので、
「こういう講座興味あるんじゃない?」
と教えたら「行くー」と食いついてきた。
 
小3〜小6対象ということで、低学年も対象になる講座よりは濃い内容になりそうだし、なかなか良い感じ。1週間ほど前にシャーレが2つ届いて、「調べたい材料を入れておいて蓋して当日持ってきてねー」と指示があった。
 
で、息子は1つのシャーレにはりゃんりゃんの前足をスタンプして菌をつけ、もう1つには友人お手製のラー油(=マッチョラー油)」を垂らし、「当日はどんな感じになってるかなー」と培養されるのを楽しみに当日を迎えた(採取後は紙袋に入れるよう指示があったので、どう変化したのかは私も見ていない)。
 
そのワークショップ最中は、私は「終わる頃に迎えに来るからねー」と、2時間ばかり徒歩数分の距離にあったカラオケボックスで熱唱してきたのだけれど、戻ってみると会場からは子供たちの元気な声で
「微生物は地球の掃除屋さん」
なんて声が聞こえてきていたところだった。なにやら質問しているらしい息子の声も聞こえてきて、その十数分後にワークショップを終えて出てきた息子は満面の笑みで、たいそう楽しいワークショップだったらしい。
 
行って良かったよー楽しかったよー、と、「自由研究に使えそうだよ」と見せてもらったカメラのデータには、得体のしれないものが増殖していたラー油の画像と、りゃんりゃんの足の裏から培養された見事な青カビがアップで撮影されていたのだった。

スティック野菜のサラダ
マグロ&イクラ丼
わかめの味噌汁
麦茶

先日オクラとセロリが届いたところだし、ピーマンもあるし……と、「ガンボ作ろう」と思っていた。材料の鶏肉とソーセージも揃えてあるし後は作るだけ、なのだけれど、外出から帰って作るのはなかなか大変。
 
今日はだんなの帰宅も遅いと聞いていて、ますますやる気がなくなってしまって、お手頃価格だったマグロのサクとイクラのパックを買ってきてしまった。
 
ちょうど冷凍庫に酢飯も入っていたので、それを解凍してマグロ&イクラ丼。スティックで食べられそうなありもの野菜を適当に切ってマヨネーズを添え、簡単に味噌汁も用意した。
 
デパ地下あたりでは普通にまだまだホンマグロが買えるけれど(もちろんお値段はかなりのものだけれど)、地元の魚屋さんではあまりホンマグロは見かけないようになってきた。今日買ってきたのもメバチマグロ。
 
「まぁ、惜しみなくガツガツ食べられるから良いんだけどねー」
と思いながら、でもやっぱり美味しいのはホンマグロ。

8月20日 金曜日
博物館とかのレストランも、最近はすっかり美味しくなりましたよね
「神戸屋キッチン」の
 ハムチーズパイ
 チョコレートブレッド
アイスカフェオレ

昨日、丸の内oazo内のショップで買ってきた「神戸屋キッチン」のパンで朝御飯。
 
だんなには四角形のミートパイ、息子は大きなりんごの甘煮が入ったリンゴのパイ、私は三角形のハムチーズパイ。Johanで扱っているのとそっくりなチョコレートブレッドもあったので、1/2本買ってきてみた。
 
「神戸屋スペシャル」もそうだけれど、ここのパンはパイも、生地自体がとても美味しくて大好き。
「つまり、バターがたくさん使われているってことなんだろうなー」
と思いつつ、綺麗に層になったパイにかぶりついた。
 
さて、今日もお出かけ。今日は上野。

上野 国立科学博物館内「Mouseion」にて
 クリームスープ \300
 ヒレカツ・海老フライ・鶏トマト煮盛り合せ ライス付 \860
 生ビール \600

19日と20日、両方の講座に申し込んでみて、当たった方に行けば良いやと思っていた(似通った講座だからまさか両方当たるとは思っていなかった)国立科学博物館のワークショップ。昨日に引き続き、今日の分も当選してしまった。今日のは「自然観察会 身近なもので微生物(菌)のはたらきを調べよう」というもの。今日のは、事前にシャーレに観察対象を入れておいてね、なんていうのはなかった。会場は上野の科学博物館だ。
 
「そうそう、上野動物園ね。8月に行けば僕がこの間作ったポスターの展示がしてあるよ」
と息子が言うので、科学博物館と上野動物園両方に行くことになり、今日もなかなかハードな行程だ。
 
とりあえず、ワークショップの始まりが午後早々なので、博物館を先にざっと歩いて早めのお昼御飯にしようと、科学博物館を訪れた。
 
現在夏休み期間ということで、科学博物館は「サイエンススクエア」なるものを開催中。当日の朝に整理券を配布して、工作や実験などのワークショップを日替わりで体験できる。でもやはりかなりの人気なようで、私たちが到着した10時過ぎには、めぼしいワークショップは整理券は全く残っていない状況だった。
 
せめてもと、参加してみたのがサントリーの「水育出張教室」。本来、学校に呼ばれて講義する1時間半の内容を30分にまとめたものだそうで、ただ講義を聞くだけでなく、手を動かしたり観察したりもする、なかなか楽しい内容だった。
 
「ミネラルウォーターの飲み比べ」ということで、日本のミネラルウォーター1種と海外のもの2種を飲み比べる企画があった。1人1人の前に3つのプラカップがセットされたケースがやってきて、「最初は青いシールが貼られているものを飲みましょう」などという合図の元、皆で一斉に味見する。「ああ日本のはこれだよ、知ってる味がするもん」と、思った以上に歴然と違っていた味に軽くびっくりした。強いクセはないけれど硬質な味がしたものはヴィッテル、口にした途端に周囲の子供たちが皆して「うぇ〜」と言い出したものはコントレックス。
 
私は「これはヴィッテル」ということまではわからなかったけれど、「日本の水はこれ」ということと「この味はコントレックス」というのだけははっきりわかった。コントレッス、一時期こればかり飲んでいた時期があるから飲んですぐに「あ!この味!」と思ったけれど、常温で飲むとより一層、なかなかえぐい味がするのよね。
 
お昼は館内のレストラン「Mouseion」で。なんでもこのお店、上野精養軒が運営しているのであるらしい。
 
こういうところの食事、最近はあちこち美味しくなってきているところが多いけれど、ここも割とちゃんと「洋食屋さん」だった。ビールや日本酒まで揃っているのが素晴らしいねと、思わず生ビールを1杯。
 
息子はたらこスパゲッティ、私はカツと海老フライと鶏の煮込みの3色盛り。同じ値段でライスをパンにしてくれるということで、パンをお願いしたら温かいロールパンとコーンパンがついてきた。おかずにはそれぞれソースやタルタルソースも添えられ、葉野菜のサラダとポテトサラダがこんもり添えられているのも良い感じ。
 
午後のワークショップに息子を送り出した後は、すぐ近くに館内の図書室があったので、そこで「はやぶさ」関連の本を読みながらpomeraで日記を書いていたりした。本も読めたし日記も書けたし、私にとっても有意義だった2時間の休憩。

丸の内「oazo」内「釜揚げうどん 水山」にて
 お疲れ様セット \750
     生ビール 焼き鳥盛合せ(3本)
 冷やし担々うどん \830

今日も有意義だったらしいワークショップ(今日は、酵母の働きを実際に目で見ようということでパン生地を作ったりしていたらしい)を終えた後は、そのまま博物館の見学を1時間ほど。その後に、夏休みの週末ということで閉園時間が遅めになっていた動物園に移動して、園内をぷらぷら。めでたく息子の書いたポスターも見つかり、記念写真を撮ってきた。
 
その後は、「じゃあそのポスターの元になった"彼"にもご挨拶しなきゃね」と、上野動物園のワークショップで息子がお世話してきたのだという(私にしてみれば「息子をお世話してくれた」という気持ちの方が強い)コビトカバのショウヘイ君にご挨拶。正門から入るとえらい奥の方にあるカバコーナーまで足を伸ばして、ついでに爬虫類館とかアイアイの森とか、一通り歩いてきた。
 
夕方になって気温も下がって過ごしやすくなったせいか、動物たちの一部はべろんべろんにたるんだ様子で(例1例2)、対して尾の長い猿たちはとっても元気。しきりにカメラ目線をしてくるのがいたり、ワオキツネザルなどは人間をみると檻のそば、近くまで自ら寄ってきてくれる人なつこさ。
 
そうこうしているうちに6時になってしまい、だんなと合流して夕御飯を一緒に食べたりとかできるかな?と思いきや、激ジョブでそれどころではなさそうで、息子と2人で軽く何か食べて帰ることに。
 
「うどんがいいなー」
とのリクエストに、そういえば昨日oazoを歩いていたらそんなお店の看板があった気がしたよ、と記憶を頼りに「釜揚げうどん 水山」という店に寄ってきた。なにしろ看板に「釜揚げうどん」とついているからには、それなりに美味しいのが食べられるんだろうな、と。
 
なのにーなぜー。
 
息子が「釜玉」を頼んだら、なんでものの30秒でうどんが出てくるのー(大鍋でうどんを直前まで茹でていたという気配は全くなし)。
しかもなんでそれが「微妙にぬるい」のー。(「茹でおきました」って全身で表現してるじゃん!そのうどん!)
 
ビールと焼き鳥の「お疲れ様セット」とうどんを頼んで、うどんが最初に出てくるのはまぁ良いとして(あんまり良くないけど)、焼き鳥が最後の最後の最後に出てくるのはやっぱり納得がいかないと思うのー。
 
と、全体的に「えええええええ」という感じのお店だった。「釜揚げ」の文字に惹かれて、つい「さぬきうどん」と合点してしまったので、麺が薄く平たいきしめん風のものだったのにも軽く驚いた。
 
息子は「うどんだうどんだ♪」とそれなりに喜んでいたけど、私としては「どないなっとんねん!」という気分で、微妙に消化不良な夕飯になった。担々うどんは胡麻風味濃厚で、味自体は悪くなかったのだけれども……。
 
んで、
「なんか微妙に欲求が不満する夕御飯だったわ」
と、家に帰ってからガリガリ君など囓ってみたり。

8月21日 土曜日
ステーキ屋さんの牛丼ランチ。見た目以上に食べ応えがありました〜。
厚切り食パンのチーズトースト
アイスカフェオレ

スライスされていない食パンブロックがまだ残っていたなということで、4枚切り〜5枚切りくらいの厚さにスライスして、トーストの朝御飯。私と息子はチーズトースト、だんなはバタートースト。これから外でお昼御飯食べることになるしねと、トーストだけで簡単に済ませた。
 
イギリスのホテルで出てくるみたいな、薄っぺらいトーストもサクサクで美味しかったりするけれど、やっぱり厚めのふかふか食パンの方が美味しいなぁと思ってしまう。厚切りパン大好き。

飯田橋 「Steak Kentas」にて
 牛丼 850円
 サラダ 100円
 生ビール 590円

今日のお出かけの目的地は市ヶ谷。
「お昼どこかで食べて行かなきゃ」
「市ヶ谷ってあんまり詳しくないのよね〜」
と、1つ隣の飯田橋に降りることにした。飯田橋なら、詳しい。だんなが詳しい。
 
何度か入ったことのあるここにしましょう、と向かったのはステーキ屋さん「Steak Kentas」。狭い階段をのぼった2階にある店(1階にも同じ店があるけれど、こちらはカウンターのみでめちゃめちゃ狭い)で、お昼は1000円ちょっとでステーキが楽しめる。山菜が乗っている、一風変わったステーキ丼も美味しかった。
 
10分以内に200gステーキ8枚食べたら無料とか、食べれば食べただけ賞金が出るといったチャレンジメニューの用意もあって、店頭には「喰ったぜー」と笑顔の挑戦成功者たちの写真がずらりと並んでいる。私も(夫も)たいがい大食らいだけど、でも200gステーキを8枚食べるのは……無理だなぁ(3枚でも無理だと思う)。
 
で、私が頼んだのは牛丼。だんなは石焼ステーキ丼(1390円+追加50gで280円)、息子はハンバーグ950円。
ジョッキをガキーンと凍らせた、キンキンに冷えたビールもいただいてしまって、息子はお代わり無料で注いでくれる冷たい麦茶をぐいぐい飲んでいた。
 
飯田橋「Kentas」の石焼ステーキ丼 石焼ステーキ丼は、こんな感じ。
 
カンカンに熱した石焼きビビンバ用の石鍋に、御飯と野菜と、ステーキ用の生肉がどどんと盛られている。
 
テーブルに来たらすぐさま御飯や野菜を隅に寄せて、空いた石壁に肉を押しつけて、自ら好みの焼き加減にじゅうじゅう焼いていくという仕組み。
 
これが案外と良い感じに火が通り、香ばしくお焦げのできた御飯と共にたっぷりの肉をかっこんで食べる感じになる。添えられたソースは大根や玉ねぎのすりおろしが入った野菜ベースの優しい味のもの。
 
飯田橋「Kentas」のハンバーグ ハンバーグも「みっちりと肉です」という風なものだった。
 
添えられているのはトマトベースの洋風ソース(あとは和風の甘酢ソースが選べたらしい)。
 
で、私の牛丼は、ちょっと洋風な赤ワインの風味がするもの。「ステーキ屋さんの牛丼はすごいよ〜」といった煽り文句つきのメニューだったので思わず注文してしまったのだけれど、その宣伝に偽りなしの食べ応えのある牛丼だった。
 
厚めにスライスされた牛肉がたっぷり、適度に歯ごたえの残る玉ねぎもたっぷり。千切りキャベツがベースのサラダもいただいて、1時間ほどでお店を後にする頃にはしっかり満腹になってしまった。デザートのアイスクリームも自家製だそうで、それもなんだかとても美味しそう。いつかディナータイムにも来てみたいと思いつつ、まだ果たせてないのよね。
 
午後は「スーパーサイエンスキッズ」のワークショップに息子を連れていった。今回の内容はコンピュータープログラム、「スクイーク入門+ゲームを作ろう」というもの。3時間というなかなか長丁場なワークショップだったので、私とだんなは2人で赤坂見附をぷらぷら。ドーナツ買ったりカラオケ行ったりして終わるのを待っていた。
 
昨日一昨日の「微生物」もたいそう楽しかったらしいけど、今日もまた有意義なワークショップだったらしい。
「ゲーム作れた!でもね、まだやりたい事が出来ないから今度は上級コースも受けてみたい!」
とのことで、何より何より。

津田沼 「さくら水産」にて
 刺身(金目鯛) \380
 刺身(真いわし) \280
 刺身(真あじ) \280
 刺身(中トロ) \380
 刺身(しめさば) \280
 くじらベーコン \380
 魚肉ソーセージ 2×\50
 オニオンスライス \80
 冷や奴 \180
 えび天ぷら得盛り \350
 若鶏の唐揚げ \380
 ポテトフライ \280
 5種類のチーズピザ \380
 焼きちゃんぽん \380
 りんごジュース 2×\180
 ホッピーセット 2×\390
 追加焼酎 2×\150
 泡盛ロック \300
 焼酎ロック \300
これでもかーっと食べて飲んでお会計7000弱……安いなぁ……。

帰りに乗った電車がたまたま「津田沼止まり」のものだったので、「お刺身とか食べたい」という気分のまま、久しぶりに「さくら水産」で飲み食いしてきた。
 
一時期、月に1度くらいのペースで行っていた気がする「さく水(さくすい)」、100円以下のおつまみがざくざくあって(魚肉ソーセージはたったの50円!)、お刺身も1皿300円以下、400円以下が普通という、異様に安い海鮮居酒屋だ。だから、まぁ、客層も店の雰囲気も推して知るべし、という感じで、でもそれが案外嫌いじゃなかった。……だけど、足繁く通い過ぎて飽きてしまって、ご無沙汰したまま2年くらい経ってしまっていたところ。
 
久しぶりに入って、「そうそうさく水、こんな感じだよ。まずギョニソーとオニオンスライスと冷や奴頼まなきゃ」と、テーブル上の注文用紙にぐりぐりとチェックを入れて、「今日のおすすめ」から真いわしの刺身とか金目鯛の刺身、くじらベーコンにあと海老天も、と選んで、それもぐりぐりマークする。土曜の夕方、店内はかなりの混雑で、お店の人はフロアも厨房もてんてこ舞いという様子だった。
 
で、ついつい、
「あんまりお腹空いてる感じじゃないしね」
「軽く飲む感じで」
くらいの事を言っていたはずなのに、飲むわ食べるわですっかり酔ったしお腹もいっぱい。今日は真いわしと真あじがとろけるような美味しさだった。これが1皿300円以下で食べられるのはすごく幸せだ。くじらベーコンがかなり生臭かったりしたけど、でも良いのだ。
 
「サービス品!(5本)えび天ぷら得盛り」とお勧めされていた350円の海老天は、「これ、天ぷらじゃなくて"フリッター"ていうジャンルの食べ物だよね」という感じがしていたけれど、5本どころじゃなく7本くらい乗っていたから、これもまた良いのだ。

8月22日 日曜日
初めて入る中華料理屋さんのランチセット
「Krespy Kreme Doughnuts」のオリジナルグレーズド(2個)
アイスカフェオレ

昨日は赤坂見附に行ったついでにKrispy Kreme Doughnutsでオリジナルグレーズド1ダースを買ってきた。箱を見た息子、大喜び。
 
いつもは平日に通っている息子のテニススクールが外出の振替で日曜朝になったので、息子は早起きしてラケットひっさげてテニスに出かけていった。行く前に1個だけ食べていきなよとドーナツ1つ食べさせて、でも帰ってきた時には「もうあのドーナツなんか、体の中で溶けちゃった」だそうで。
 
シャワーを浴びてから食卓についた息子は、えらい勢いでドーナツを食べ始め、それを見ているだけで私の方はお腹一杯になってくる気分。
おゆきさんももう1個食べる?と聞かれたのを「いや……見ているだけでお腹一杯……」と答えて、私は2個で。だんなが4個で、息子はテニス前に食べたのも含めて6個。今日もダースドーナツはすっかり綺麗に消え去った。
 
別に息子は甘党ではないと思うのだけど、このドーナツだけは別格だというのがとても不思議。甘いのにねぇ……(しかも、かなり甘いのにねぇ……)。

稲毛 「紫藤園」にて
 650円ランチ(咕老肉)
 生ビール \450

買い物ついでにお昼御飯。
以前からちょっと気になっていた、駅近くの中華料理屋さんに行ってみることにした。ランチセットが何種類かあって、どれも650円。
 
青椒牛肉絲に酢豚に麻婆豆腐、海老チリにニラ玉、海老玉、鶏とカシューナッツ炒め、中華丼、そしてタンメン・担々麺・ラーメンと半チャーハンのセットなどなど。御飯とスープ、サラダ、ザーサイ、杏仁豆腐もついてきて650円というのはなかなかお手頃価格だ。
 
私は酢豚(咕老肉)定食、だんなは青椒牛肉絲定食、息子はラーメン半チャーハンセットを選んでみた。生ビールもついつい頼んで、こちらは450円。
 
おかずの量はそれほど多いという感じでもなく、その割に御飯が大盛りだったりして、御飯をだんなに手伝ってもらいながらもぐもぐ。パイナップルの入っていない酢豚は人参、玉ねぎ、ピーマン、きくらげ入りで、馴染みやすい味のものだった。肉の衣がサクッとしていなかったのがちょっと物足りなかったけれど、普通に美味しい中華屋さん。
 
2500円で食べ放題などもやっているようで、夜のアラカルトメニューもお手頃価格。駅からほど近いところにこういうお店があるのはちょっと便利だ。

カプレーゼ
だんな特製 若者のアイドル(風)スパゲティ
ビール(Corona)
カイピリーニャ

空腹時にスーパーを歩くのはたいそう危険だけれど(んもう、何もかもが美味しそうに見えて仕方がない)、満腹時に歩いても困っちゃうものだなぁと、昼食後にだんなとスーパーを歩いて実感した。
「夕飯どうしよ……」
「お刺身と冷や奴……だと、昨日の夕飯とまんま一緒だもんねぇ」
「肉って感じでもないしなぁ……」
と、売り場をうろうろ。
 
コロナが冷えているからタコスでも良いんだけどな、でもタコスは70点って気分なんだよね……などと、なかなか献立がまとまらない。
 
こないだ届いたトマトが熟してきたからカプレーゼとか食べたい気分なんだよねと、スパゲティにすることにした。トマトソースでもなくミートソースでもなく、オイルベースで具沢山で……ということで、「若者のアイドル」風のものにしようということに。醤油をちらっと垂らした風の、和風な味の炒めスパの上にごろごろと大ぶりにカットしたソーセージやしめじ、ピーマンなどが乗るスパゲティだ。
 
夕飯の「若者のアイドル」風スパ 本当はくし形にカットされたトマトも乗るのだけれど、カプレーゼを添えることだしとトマトは抜きで。
 
ソーセージとベーコン、ピーマン、しめじの炒めスパをだんなが作ってくれた。
 
カットしたトマトをバジル、モッツァレラチーズとしっかりめに和えたカプレーゼは私が用意、お供にコロナ。
 
イタリアに行って本場のスパゲティを食べてみたいよねぇ、なんて話しながら、「でもこういうスパゲティはないよ……イタリア人に怒られちゃいそう」と、独特の太麺をつるつると食べる。焼きそば用の麺を使っても違和感なくできるような気もするけれど、スパゲティだからこその美味しさがある「炒めスパ」。