食欲魔人日記 11年06月 第3週
6月13日 月曜日
結婚記念日当日ディナーは、豪華刺身盛り〜
「Cozima」のじゃがいも入りもっちりパン
ソーセージ入りスクランブルエッグ
アイスカフェオレ

先日、Cozimaでお食事した時に、帰りがけに「これどうぞお持ちください」とお店で出しているパン(このパン)をお土産にいただいた。
 
青山でのお店時代も、ときど〜き、遅くにお店を出るときは「今日はもうお客さん来ないし、残ったパンどうぞ貰ってくださいな」という感じでちょこちょこいただいていたのを思い出して、にんまりにんまりしながら大事に持ち帰った。
 
今の、富里でのお店の小さな名物になっている、毎日焼き上げるこのパンはじゃがいもとセモリナ粉をメインに使った、ねっちりもっちりした舌触り。どこか素朴な風合いが漂っていて、卓上のオリーブ油とミックススパイス"デュカ"をつけながらいただくようになっている。
 
今日は土曜の代休で息子はお休み、朝ジムに向かうだんなを見送った後に、いつもよりずいぶん遅い時間に支度をしてのんびりの朝御飯にした。添えたのは小口切りにしたソーセージを混ぜ込んだスクランブルエッグ。サンドイッチにするような食感のパンではないのだけれど、一口大にちぎったパンにスクランブルエッグを乗せて口に運ぶのもまた幸せ。
 
今日もあんまり天気はよろしくないようで……雨は止んでも布団を干せるような気候はとうてい訪れそうになくて、一日おとなしくお仕事しましょということに。

色々野菜のサラダ
冷や奴
豪華刺身盛り!
まぐろの胡麻ステーキ
さつまいもとおかひじきの味噌汁
羽釜御飯
日本酒(醸し人九平次 件の山田 純米吟醸 生原酒)
 
「不二家」のミルキーモンブラン
カフェオレ

今日は私とだんなの結婚記念日、14年目の今年は「象牙婚」とかいうものなのだそう。
 
週末の前に
「月曜は早く帰ってくるからね〜」
とだんなに言われ、
「へ?なんで?」
と素で答えてしまい、
「結婚記念日じゃん!だからCozima行こうって話にもなったんじゃん!」
と嘆かれた。……すみません。
 
「そういえばさ、結婚記念日って婚姻届出した日が普通じゃん?私たち、結婚式の日に出したんだっけ?」
記憶にないんだよねぇー、と話したら、
「出したよぉ〜。"バラバラの日にしたら、絶対後々どっちか忘れるから"って、わざわざ結婚式の当日の朝区役所寄ってから式場向かったじゃん!」
とまたまた嘆かれた。重ね重ねすみません。
 
そんな感じで、新婚14年目の記念日で、でも盛大なお祝いは週末にしたところだったので、今日は「なんとなくプチ御馳走」な感じで。
 
ちょうど今日は息子が習い事で千葉駅あたりまで行く日だったので、
「6時過ぎに習い事終わったら、きっとデパ地下のお刺身屋さんの値引きが始まってると思うんだよね」
軍資金渡すから見てきてくれない?と、メインディッシュは(値引き目当ての)お刺身、ということにした。
 
万が一、品揃えがよろしくなかったり全然安くなかったりした時のために、冷凍してあったマグロを解凍して、解凍マグロは今ひとつ色合いがよろしくないので白胡麻黒胡麻を全面にたっぷりまぶして胡麻油でソテーすることにした。
 
マグロの解凍よーし、その他諸々よーし、と息子からの連絡を待つと、狙い通りの「3パック1500円」の特売中。
「僕も好きなの1つ選んでいい?カツオ食べたい」
だそうで、ショーケースの品揃えを息子に聞きつつ、「あと1パックはねぇ……お店の人のお薦め聞いて、それ貰ってきてよ」と、結局お刺身5パック買ってきてもらった。大荷物で帰宅した息子から包みを受け取ると、なんとびっくり半額以下の値引き率。素晴らしい。
 
大分産シマアジ(\1500)、北海道産キンキの炙り(\1300)、房総勝浦産金目鯛(\1000)、房総勝浦産生カツオたたき(\1000)、長崎産赤ムツ(\1200)で、しめて6000円分のお刺身が、たったの2500円になっていた。ブラボー♪
 
あとは昨日届いた野菜を使って、トマトや人参、キュウリなどあれこれ混ぜて鳥はむを添えたレタスベースのサラダと、美味しいお豆腐で冷や奴。味噌汁の具はちょっと変わった組み合わせでさつまいもとおかひじき。
 
昨日届いたおかひじきを見て、
「味噌汁の具にしても普通にアリだよね?」
と一応検索してみたところ、さつまいもと組み合わせているのを見つけて美味しそうだなと思ったのだった。淡泊シャキシャキした歯触りのおかひじきと、ねっとりした甘味と口当たりのさつまいもは、これが案外良く似合う。
 
んで、これですよー日本酒ですよーと、冷蔵庫に一升瓶がごろりと入り続けている「醸し人九平次 件の山田 純米吟醸 生原酒」を取り出して、それをかっぱかっぱ飲みながらお刺身ディナーを堪能した。
 
さすが、元の値段が元の値段だけあって(1パック5〜6切れしか入っていないんですもの……それで1500円て!)お刺身はどれもこれもがうっとりする美味しさ。
 
金目鯛とキンキはよく混同してしまうけれど(「キンメの別名がキンキ」、くらいに思ってた……)、こんな感じに全く違う魚。キンキはむしろカサゴの仲間で、体表は赤いけれど身はさほど赤くなく、透けるような薄い紅色がとても綺麗だ。
 
ねっとりと脂の乗ったシマアジも極上だったし、いつも買ってくるお手頃価格のサクのものとは明らかに違うカツオの美味しさにもびっくり。安上がりながら、すごい御馳走だった。
 
ケーキも食べたいけど、簡単に駅前とかので良いよーと、だんなに帰りがけ買ってきてもらった不二家のケーキ。「おゆきさんはこれかなぁ?」とだんなが選んでくれたのは「ミルキーモンブラン」という、たいそうツボなものだった。ミルキーと名がつくもの、菓子パンでもアイスでもうっかり買ってしまう(……で、後悔することも多い……)私にぴったりの素敵な選択。さすが本家本元が作ったケーキだけあって、幸せな美味しさだった。

6月14日 火曜日
イベリコ豚を、ひじょーに馴染みやすい味で
「Cozima」のじゃがいも入りもっちりパン
ベーコンエッグ
小玉すいか ・ アメリカンチェリー
アイスカフェオレ

少しだけ残っていたので、昨日に引き続き「Cozima」のパンで朝御飯。
 
食後には、今シーズン初の「すいか」を食卓に出した。いよいよ小玉すいかが本格的に店頭に並び始め、大きなサイズのものもちらほらと。すいかいいなぁ、すいか食べたい、すごく食べたい……とスーパーで眺めていたら、食べきりサイズのカット済小玉すいか(1/4個分)があったので、それを買ってきたのだった。
 
小玉すいかは甘いものが多いけれど、今シーズン初すいかも上々の味。果物の中ですごく好き、というほどのものではないのだけれど、でもシーズンには恋しくなるものの一つ。

スティックきゅうりとプチトマト
豚かぼちゃ照り焼き丼
さつまいもとおかひじきの味噌汁
麦茶

昨日、「もしお刺身が買えなかったら」ということを考えて、一応冷凍庫に入っていたイベリコ豚を解凍しておいた。冷蔵庫に入れておいたこのお肉、早めに食べてしまわないとなということで今日の夕御飯のおかずに。
 
このイベリコ、部位は「セレクト・ディ・バリガータ」なるところだそうで「大理石を彷彿とさせる極上の霜降り」とのこと。塊肉ではなく、厚さ1cm〜1.5cmのざぶとん状の大きな肉だった。ささっと両面炙ってシンプルな味付けでいただくのがお似合いな感じ。
 
今日は息子が習い事で、夕飯は8時半を過ぎてからになる予定だったので、わしわしっとした感じのものの方が良いかしらと、ワンプレートディッシュにしてしまうことにした。「豚かぼちゃ照り焼き丼」というその料理はケンタロウさんのレシピで、かぼちゃを炙り(焼いたら除けておく)、肉を焼いたら最後に味醂醤油の調味料を鍋に回しかけて軽く煮絡めてタレごとご飯にかける、というもの。
 
トマトときゅうりもあるから、適当に添えちゃえ〜と、適当に皿盛りにして、焼いて一口大にカットしてからご飯に添えた肉の上にはローストオニオンを軽くふりかけた。
 
はるばる遠い国からやってきた美味しいイベリコを、コッテコテの日本人向けの味にしてしまって申し訳ない……しかも丼だし……と思いながら口にしたのだけれど、さすがのイベリコ、染み出た脂が醤油だれと共に染みこんだご飯の美味しいこと美味しいこと。イベリコ、肉自体はそこそこ歯ごたえがあってぎゅぎゅっと弾力を感じる口当たりなのだけれど(でもそれがまた好ましい)、人の手が触れるだけで溶けていってしまいそうな脂の美味しさはなかなか他では得難いもの。
 
あらやだ美味しい、超美味しい……と、私もご飯がたいそう進んでしまったのだった。

6月15日 水曜日
今日の朝御飯!
さぬきうどんでじゃじゃ麺
アイスウーロン茶

先日、三越の食材宅配のカタログに「ジャージャー麺」の冷凍肉味噌パックが載っていたので、試しに1つ買ってみた。2人分が1包みだったので3人で分けたら物足りなくなっちゃうかしら……と思いつつ、今日の朝「じゃじゃ麺」として食べようとさぬきうどんを茹でることに。さぬきうどんである時点で「じゃじゃ麺」ではない(本当は平たいうどんが使われる)のだけれど、気分だけそんな感じで。
 
冷たいうどんでも問題なく美味しかろうと思ったけれど、基本は麺は温かいものを使うとのことなので、茹で上がってから一度水で締めた麺を湯に戻して温めてから深皿へ。細切りにしたきゅうりと、輪切りにした長ねぎを散らしてから、湯煎で温めておいた肉味噌を中央にぽてんと盛りつけた。
 
手っ取り早く、無印良品の「ごはんにかける 豚味噌炸醤」で無理矢理(かなり無理矢理)代用できなくもないのだけれど、こちらは筍なども入っているし調味も若干中華風。ちゃんとジャージャー麺用の肉味噌は、ピリ辛具合も味わいも「そうそうこれこれ、こんな感じ」という理想のものだった。
 
最後は卵と中華スープも用意して「チータンタン」に。皿に少量肉味噌とうどんのかけらが残ったくらいのところに卵を割り落としてざっと混ぜ、そこにスープを注いで混ぜて「卵スープ」風にしてすっかり飲み干せばたいそう幸せな腹具合。
 
買い置きのさぬきうどん、ついに無くなってしまったのでまたがっつり買ってこなくては〜。

「魚久」の魚の粕漬け
鶏もも肉と小松菜の焼きびたし
豆腐とおかひじきの味噌汁
豆ごはん
麦茶

今日の夕御飯は、「鶏ももと小松菜をなんとかしたい」というテーマで、焼きびたしにすることに。
 
鶏肉は塩胡椒して皮目をこんがりじっくり火を通して、小松菜は茹でて一口大に切るだけ。深鉢に醤油味醂味のおだしを張っておいたら、そこに焼きたての鶏肉と小松菜をどぼんと漬けて(漬けて、というほどに汁気はないんだけども)できあがり。簡単だけどなかなか美味しい。
 
そういえば「魚久」の粕漬けもあったのでしたー、と、小ぶりの切り身もちらっと焼いて、あとは味噌汁と豆ごはん。
 
成人になるまで、いや、20を越えても30歳くらいになるまで、「豆のどこが美味しいのかさっぱりわからない、夏の枝豆だけは別だけど」という感じだったのだけれど、いつのまにか豆が好物になっていた。ひよこ豆あたりは大好きだし、いんげん豆もけっこう好き。この季節、鞘つきのグリンピースが八百屋に並ぶと「いいぞいいぞ」と思うようにまで。
 
米を炊く時に生の豆を入れて一緒に炊いてしまうのも嫌いではないのだけれど、そうすると豆がシワシワになりがちで色もあまり綺麗にならないので、固めに別茹でしておいたグリンピースを蒸らしの最後数分で釜に入れて、ざっと混ぜるくらいの豆ごはんが好き。今日の豆ごはんも美味しくできた。
 
なんとなく今日も和食な献立にしてしまったけれど、その反動でかそろそろ「がっつりバター」とか「トマト味の煮物」とか、そういうのが恋しくなってきているところ。でも明日はニラ食べる予定だから、やっぱり和風か、あるいは中華かという感じになりそうかな〜。
 
そう、さきほど、うっかりワッフルメーカーを購入してしまった。
 
今使っているのは直火式のバウルー社(ワッフルトースターというよりホットサンドトースターで有名な会社)のもので、直火のめんどくささは特に感じないし、焼き加減等にも充分満足していたのだけれど、いかんせん「一度に大量に焼けない」。家族3人で「せーの」でいただきますをしたかったら、事前に3枚4枚と焼いておかなければいけなくて、自分としても焼きたてを食べたいし、そして食べさせてあげたいし……といつも微妙に悶悶としていた。
 
で、そんな折にドイツのメーカー、cloer(クロア)社ベルギーワッフルメーカーの出物をみつけてしまって「これだ!」と。数分悩んで購入ボタンをクリックしてしまった次第……。
 
みつけたのは「GILT GROUP」という会員制のセールサイト。
 
共同購入クーポンを買い始めた頃にみつけたサイトで、普段はブランドの衣料品やアクセサリー、靴、バッグなどのセールが多くて私としてはさほど惹かれるものはないのだけれど、時々「CONRADホテルのダイニングのディナーチケット」といった飲食チケットの販売や、調理器具などのセールも開催される。
 
今日は「Idea Seventh Sense」のショップのセール日で、そこで売られていたのが通常小売価格9450円のワッフルメーカー、4700円。そこまでだったら巷の底値と変わりない感じだったのだけれど、たまたま手元に「GILT2000円ギフト券」なるものをキャンペーンで貰っていたところだったので、送料込み3300円ほどという価格でワッフルメーカーを買えちゃったのだった。ハート型のワッフルメーカーもいいなぁと一瞬悩んだのだけれど、私は四角い、あのザラメがまぶしてあるようなねっちりもっちりしたワッフルが食べたいのよということで、角型のが焼けるタイプを選択。
 
届くまで2週間くらいかかるみたいだけど、早く届くといいなぁ……早くワッフル大量焼きしたいなぁ。
……で、これ、どこに置けばいいのかなぁ……。

6月16日 木曜日
夕方に、やる気がプシューッとどっかに行ってしまいまして……
自家製パンでホットドッグ
ヨーグルトの枇杷コンポート添え
アイスカフェオレ

今日の朝は、色々作ったお手製もので朝御飯。
 
先日コストコで買ってきたJohnsonvilleのソーセージでホットドッグがやりたいなと昨日のうちに焼いておいたソフトフランス風のドッグパンで、ホットドッグ。
 
パンは6本焼いたのだけれど、最初の3本はうっかりクープ(焼く前に生地にナイフで切り込みを入れると、フランスパンの表面のあの裂けたみたいな模様のついた焼き上がりになるというスンポー)を入れ忘れて、なんだかのっぺりしたものになってしまって少々失敗。今朝はその失敗パンの方からいただくことにした。バターのほとんど入らないハード寄りのパンはやっぱりクープを入れないとなんだか締まらない印象だし、何より仕上がりがいまひとつ美しくない。……反省。
 
今日はキャベツは詰めずに、パンとソーセージとチーズ、そしてまだ残っているのでピクルスとローステッドオニオンを添えて、ケチャップ絞って。今日も、皮がプリップリのジューシーなJohnsonvilleべダーウィズチェダーはたいそう美味しかった。ただならないボリュームなので、ソーセージ1本で「御馳走」という感じ。
 
で、食後にヨーグルトに自家製枇杷コンポート添えて、かき氷用の手作り練乳も添えたものを。
 
小ぶりで渋かった枇杷は、我が家が住む住宅の敷地内に生えているもの。何代か前の住人が植えていったものらしく、そこそこ実はなるけれど今はもう誰が世話をしているものでもないのでそれほど大きな実はならず、いくらか熟すとムクドリがやってきて食べておしまい……みたいな存在。だんなが他の木の剪定ついでに「熟してるかな?」と高枝ハサミで切っていくらかとってきてみてくれたのだけれど、一番大きくて美味しそうなの(それでも市販のものの2/3くらいのサイズ)を試しに剥いてみたら、これがやっぱり渋かった。
 
本気で美味しい実を収穫したかったら、ちゃんと間引いたりしないといけないんだろうねぇ……。
 
捨てるのもしのびないしなと、砂糖で煮たら食べられるかなーとコンポートにしてみたら、良い香りだしちゃんと美味しい。ヨーグルトにシロップごと盛りつけて、
「多分これもかけると美味しいよー」
と、我が家で絶賛愛用されまくり中の手作り練乳かけながらいただいた。御馳走感溢れる良い感じの食後のデザート。
 
ちなみに枇杷は
1.皮を剥く(お尻側からが剥きやすい)
2.へたとお尻のところそれぞれ、直径7mmくらいのサイズで円形に竹串でぐるっと、種に当たるくらいの深さに掘る……というか、筋をつける
3.へたの部分にお箸の太い方の先を当てて、ぐいっと押し込むと、お尻側から種がスポーンと抜ける
4.綺麗な果肉が残ります
……って感じの剥き方をネットで知ったのでやってみたところ、たいそう仕事がはかどった。
 
枇杷のコンポート、シロップと一緒にミキサーにかけたらかき氷のソースにも良さそうだよねぇ……。

「PIZZA-LA」の
 PIZZA ハーフ&ハーフ \2190
     モントレー(トマトソース)
     モッツァレラとローストチキンのレモンバターソース
 ローステッドポテト 9本 \0
ビール(FOSTER'S)

今日はずっと、はっきりとしない空模様の一日。昼前から、さらさらーっと雨が降っては止み、また十数分後に降り始め……としているうちに、とうとう夕方から本降りになってきた。
 
息子はといえば、今日は「校外学習」だそうで、例年梅雨のこの時期しか計画できないという伝統があるらしく(?)雨天時もばっちりな屋根つきの公園スペースで飯盒炊さんをするのだそう。カレー作りはともかく、その前後は雨天かそうでないかで企画が変わるのだそうで、「どうせだったら晴れてくれると楽しめるのにねぇ」と、時々雨雲レーダーを見ていたのだけれど、息子たちが向かった方面は幸い雨に降られずに帰宅まで保ったらしかった。
 
夕飯の予定は、事前に考えていたところでは厚揚げとニラとランチョンミートを使って沖縄風の炒め物、というところだったのだけれど、
「なんか違う、ビール飲みたいし、なんというか"すごくダメな感じのもの"が食べたい」
と思い始めてしまって、止まらないようになってしまった。
 
「そう、ピザとか食べたい……ピザとか……」
と呟いていたら、息子も隣で
「ピザ!賛成!」
とか後押しし始めて、もういいや久しぶりに頼んじゃえ!といくつかwebサイトのキャンペーンなど見比べた結果、これまた久しぶりのPIZZA-LAに。
 
「ああ、モントレーあるじゃん、これ、君がキッザニアで焼いてたやつ」
「モントレー!僕それ!」
「じゃあ私は……この新発売のレモン味とかいうのにしてみるかなぁ……」
と、それぞれ1枚ずつ好きなの選んでハーフ&ハーフにした。使った注文サイトでは無料でポテトがついてくるそうで、せめてもとピザのクラストは薄めのものを選んでみたりして。
 
キッザニアは、さすがにもう息子は卒業という感じだけれど、「僕、自分でピザ焼いてきたよ!ピザーラの、モントレーってやつなんだって!」というあの時の記憶は思いのほか根強く残っているらしく、あれはやっぱり楽しく有意義な施設なんだなぁと思う。息子の中で、「あのモントレーがあるピザーラ」はちょっと特別な存在になってるらしいし。
 
……で、うっかり、2人して選んだピザはそれぞれじゃがいもが乗ってるもので、そこにローステッドポテトまでついてきたものだから、大変に芋芋した夕御飯になった。どれを食べても芋。
 
しまった、いっそパイナップルピザとかにするか、トッピング確認してじゃがいも抜いてもらえば良かった……と、芋に関してだけは軽く後悔したけれど、あさりめの胸肉ローストチキンの乗ったレモン味ピザは期待どおりのさっぱり味、ねっとりじゃがマヨ味のモントレーと味の方向が違っていたので2種類それぞれ美味しくいただけた。

6月17日 金曜日
なんと息子が1人で用意してくれましたー♪
昨日とおんなじホットドッグ
ヨーグルト
アイスカフェオレ

ドッグパン6本用意しちゃったしなー……ということで、今日の朝御飯は「昨日とおんなじホットドッグ」。
トッピングも全部一緒、でもパンだけは昨日のものよりは出来映えが上々なもの。
 
今日のヨーグルトはこっちにしました〜と、「牧場の朝 生乳仕立て」など出して、もぐもぐ。Johnsonvilleのソーセージは、その巨大さもあいまって反則じゃないかってほどに食べ応えがあって、そして美味しい。

息子が一人で作ってくれました
 レタスとトマトときゅうりのサラダ
 たらこスパ
麦茶

今日は一日さほど仕事もなくて、うっかり行くことになってしまった夏休みの大阪旅行(目的は聖地甲子園での阪神戦観戦と、ONE PIECEショーとモンハンイベント目当てのUSJ)の計画を立ててみたり、来週秋田の母が遊びに来ることになっているので、その計画をあれこれ練ったり。
 
ダメもとで申し込んでいたワークショップとか、千疋屋フルーツバイキングのキャンセル待ちだとかが、今日になぜかまとまって「当選しましたよー」「空きが出ましたよー」と連絡が入って、じゃああれしてこれを考えなきゃ、と、あれこれ追加の予約を入れた。わーいわーい来週はお出かけいっぱい〜。
 
夕御飯はなんと、息子が一人で作ってくれた。
 
「僕、最近全然料理できてない……」
部活で忙しいし更に習い事も辞めてないのだから仕方のないことではあるのだけど、数日前に息子がそんなこと呟いてしょんぼりしてたので、
「金曜にスパゲッティにでもしようと思っていたから、じゃあそれ手伝ってよ」
と言ったら、
「じゃあ僕が作る!夕飯全部やったげる!」
と。
 
冷凍庫にたらこあるからたらこスパできるよ、あとサラダの材料もあるし、他に要るものがあったらそれは買ってきておいてあげる〜……と相談の結果、献立はありもの使って「たらこスパとサラダ」ということに。
 
もう私と背もそう違わない(でもまだ私の方が10cmは高いけど〜)から、水満載のパスタ鍋を扱うのも、包丁持たせるのも、もう全然ヒヤヒヤしないで見ていられるようになった。私は居間でパソコン触りつつ、
「たらこってー、お酒と昆布茶の他に何か入れる?」
醤油とか?の問いに
「醤油は入れないよー」
と返事したりして、基本「手出ししない」のポリシーで様子をうかがいつつご飯のできあがりを待った。
 
息子がせっせとフォーク並べて麦茶のコップも出してドレッシングも出して、「できました〜」ときちっと並べられた夕御飯。おお、座しているだけでご飯出てきた!すごい!
 
調味料の分量とか以外でわからなくなっちゃったら、「普段どういうものがどんな感じに出てきているか」を思い出せばいいと思うよ〜と伝えたとおり、レタスもきゅうりも、全体的にいつもな感じ。……でも私が切ったりするのとは違う感じで新鮮だった。たらこスパゲティも、ちゃんと美味しかった。
 
なんでも、来年の林間学校だか臨海学校では、「3食自分たちだけで作る」みたいなイベントがあるのだそう。
「だから、もっとちゃんと料理するようにしとかないといけないんだー」
と、なんだか息子はやる気なのだった。よし、じゃあ次はチキン南蛮で!(難易度高いな!)

6月18日 土曜日
お寿司心が高まりましたので。
バターミルクパンケーキミックスでワッフル
カリカリベーコン
メープルシロップ
アメリカンチェリー
ヨーグルトと枇杷コンポート、練乳がけ
アイスカフェオレ

今日土曜日、息子は普通に部活の午前練。
 
そういえばパンも買ってないしうどんのストックもないし、今からパン焼くのはめんどくさいし……と昨夜夕飯後に考えて、「パンケーキでも焼こうかな」と、アメリカ製のバターミルクパンケーキミックスを台所に出しておいた。水やら卵やら混ぜれば焼ける、日本のホットケーキミックスと同じようなもの。
 
朝になってパッケージをよくよく見たら、「ワッフルにするときは分量をこのように変えてね〜」と説明書きがあって、「あ、ワッフルでもいいのね」と。ならワッフルの方が皆嬉しいかなと、ワッフル用の生地を仕込んでみた。
 
甘さの全くない、しかも全粒粉入りで渋みのようなこくのある粉なので、いつものワッフルとは全く違った感じのもの。「生クリームとフルーツと一緒に」という感じのものではないから、カリカリベーコンを用意してメープルシロップかけつつ食べることにした。
 
甘さのない焼きたてワッフルにメープルシロップ垂らしながら食べる美味しさもなかなかなもので、ベーコンの塩気がそれにまた良く似合って良い感じ。せめて食後にはと、枇杷コンポートやアメリカンチェリーをずらずら並べていただいた。

レトルトスープカレー(ココイチの)
アイス中国茶

寿司熱とケンタ熱が高まりつつある今日子この頃、
「お昼ケンタにしない?でなきゃ銚子丸」
とだんなに相談したら「銚子丸、いいねぇ」と。
 
息子が学校から帰ってきたら千葉まで行こうか、と手ぐすねひいて息子の帰りを待っていたのだけれど、帰宅した息子曰く
「えー。お昼食べたら遊ぼうって友達と約束しちゃった」
と。
 
それじゃあしょうがない、お寿司は夜にして、昼は何かありもので適当に家で済ませましょ……と、買い置きの「CoCo壱番屋」のレトルトスープカレーを食べてみることにした。箱の説明書きによると「鶏肉と野菜をじっくり煮込んだスープに十数種類のスパイスをブレンドしました。ココイチだけの本格派スープカレーです。」なのだそう。
 
これが、ちゃんといかにもなスープカレーに仕上がっているのに「なのにちゃんとココイチの味」というもの。お店のメニューにも期間限定などでスープカレーが登場したことがあったけれど、それよりは具が少なめで、入っているのは人参とじゃがいも(皮付き)と鶏肉。ゆで卵とか揚げ茄子とか自分で足せば、更にいかにもな感じになりそうなスープカレーだった。
 
スープカレー、自分でも一度作ってみたいと思うのだけれど、息子にとってはこれは「カレーだけどカレーじゃない食べ物」なのであるらしく、ぶっちゃけあまり好きなのではないらしい。加えて、スープカレーはやや辛めの方が美味しいかなという思いもあったりするので、ますます息子の好みからは遠ざかってしまうのだった。手軽に食べに行けるスープカレーのお店が近くにあれば嬉しいのだけど、それも無いのよねぇ。

「銚子丸」にて
 鶏の唐揚げ
 元気百倍劇団セット
 うに軍艦
 海老フライ握り
 めばちまぐろ中トロ握り
 福々あなご握り
 焼き鯖握り
 銚子丸巻き
 生ビール

あいにく夕方から雨が降り始めてしまったけれど、「でもこの寿司熱はおさまりようがないのです」と、家族でお出かけ。欲望高まるまま、いつものお店「銚子丸」でたらふくお寿司を堪能してきた……の割に、
「劇団セットくださーい」
との最初のオーダー時に「あと、鶏の唐揚げもくださーい」とか注文している私たち。
 
唐揚げとか「海老フライ握り」(!)なんて寿司屋のメニューとして違和感のあるものがあれこれ揃っているのが回転寿司ならでは。揚げたてのがやってきた鶏の唐揚げはたいそう美味しかったしビールにお似合いの嬉しい存在だ。
 
期間毎に内容が入れ替わる1貫盛りずつの握りセット「劇団セット」、今は「元気百倍劇団セット」だそうで、めばちまぐろ赤身、ハマチ、あじ、赤海老、オーロラサーモン、カツオ、タイ、イクラが盛られて780円。セットだけでけっこう食べ応えがある。
 
あとはおおむねだんなと1皿を半分こする感じで、柔らかい煮穴子の握りだとか、焼き鯖だとか、中トロだとか。
息子は息子で1人粛々と淡々と好みなものをレーンから取ったり、板さんに握ってもらったりしながら、いつのまにか目の前に10枚以上も皿が積み上がっている。
「あと1皿デザート食べて11皿にするんだ〜♪」
なんて言っていたけれど、お目当てのものが売り切れだったそうで、結局2皿目の茶そばを食べたりしていた。回転寿司のお蕎麦(とか、あと茶碗蒸しとか)って妙に美味しいのよね。わかるけども。

6月19日 日曜日
今日のおやつ、マンゴーかき氷!
「POMPADOUR」の
 白パン
 超ロングウィンナー
台湾マンゴー・アメリカンチェリー
アイスカフェオレ

昨日千葉そごうで買ってきた「POMPADOUR」のパンで朝御飯。
 
息子は日曜の今日も午前練。息子に朝食を食べさせて見送ってからだんなと2人ゆっくりめの朝食にした。「ハイジの白パン」的な白いふわふわのパンと、閉店間際でカット済のが売られていた1/2サイズの「超ロングウィンナー」パンの2種類、適当に温めて大皿に盛りつけた。バター塗ったりそのまま囓ったりしながらもぐもぐ。
 
そして、昨日のお買い物の戦利品がもう一つ、2個300円の特価だった台湾産のアップルマンゴーと、どっさり入ってたったの250円だったアメリカンチェリーも食卓に。どちらも見切り品で、アップルマンゴーには目立つところに黒い斑点が出てしまっているものだったけれど、それだけでこの値引きは嬉しい限りだ。
 
マンゴーの黒い斑点は剥いてしまえば少しも問題ないことがほとんどで、むしろ完熟の食べ頃になっているものが多いから、「値引きマンゴー」は懐具合さえ許せば「出会ったら即買い」したいものの一つ。
 
今回のマンゴーも素晴らしく美味しいもので、家族全員、1/2個ずつをぺろりと食べた。
 
残り1/2個は実を細かく刻み、種の周囲の部分は果汁を絞るようにして、色止めにライム果汁を混ぜてからタッパーに詰めておいた。ワッフルソースにしようかなーかき氷ソースにしようかなー。

「ケンタッキーフライドチキン」の
 ローストチキンサンド
 オリジナルチキン 1.5P
ジンジャーエール(ウィルキンソン)

息子のいない午前のうちに食材の買い出しに。昨日食べられなかったから今日こそ!と、お昼御飯にケンタのサンドを買って帰ってきた。ローストチキンサンドは、目下私のお気に入り。モスバーガーのテリヤキチキンバーガーと似た感じだけれど、こちらの方が鶏肉がボリューミー。こってりしたいかにもなバーベキューソースも好みな感じ。
 
息子はサンドより「ビスケットと骨なし肉」の方が良いかしらと、チキン6ピースのセットも併せて買って、チキンは私も貰うことにした。
飲み物はスーパーで見つけた新発売のペットボトル入りウィルキンソンジンジャーエール
 
ウィルキンソンのジンジャーエールは比類無き濃厚さと生姜の辛さでジンジャーエール好きにとっては至高のジンジャーエールの一つなのだけれど、それが瓶入りではなくお手軽に買えるペットボトル入りのがアサヒ飲料から出たということで巷で話題になっていた。
 
……が、ペットボトル入りの方には、瓶入りのに入っていない人工甘味料が入っているのだそう。「何故そんなものを入れる!?」とファンの怒りをかっているそうで、確かにこの後味にはステビア入りの炭酸飲料にありがちなベタッとした感があるかも……と思いつつ、でも、「全然違う!」と断言できるほどには頻繁にウィルキンソンを飲んでいるわけではないので、「うん、でも、カナダドライよりも私はこっちがいいな」と思いながらぐいぐい飲んだ。
 
で、待望のローストチキンサンドも、フライドチキンも、たいそう美味しかったのだった。
なんでかケンタは時々食べたくなってしょうがないのよね……。

マンゴーかき氷

このところ連日早起き、寝るのは日付が変わる頃……という状況が続いていたので、我慢できずに今日はお昼寝。
 
今日は阪神が勝ったらしい……とか、息子が床屋さんに行ってきたらしい……といった会話を夢うつつで聞きながら、目覚めたところで
「かきごおりたべよー!」
と宣言したら、息子とだんなに呆れられた。いや、だって、喉乾いたなー、って……。
 
果物を使ったかき氷シロップは、やはり果実だけでは甘さが足りないのでシロップを加えて調整して、という工程が必要なのだけれど、めんどくさいので氷の上にシロップかけつつ、最後に生マンゴーの果肉と果汁をトッピング。更に練乳もかければ、なんだか良い感じに「埜庵」のかき氷っぽくなった。
 
このところ、暇さえあれば眺めてうっとりしている『お家でいただく、ごちそうかき氷』によると、かき氷用の製氷ケースから氷を出すときに「水をかけること」は決してやってはいけないことなのだそう。
 
氷全体に細かいヒビが入ってしまって、ふわふわの口溶けが実現できなくなってしまうとのことで、水かけるくらいなら数十秒電子レンジにかけるべし、とのこと。器から取り出せる程度にレンジかけるくらいだったら氷が水浸しになるということもなく、むしろ削りやすく頭がキーンとならない「温度高めの氷」が用意できた。これでますます美味しいかき氷。
 
「うま!このかき氷うま!」
と、息子がお代わりしてまでかき氷を堪能していた。

「テング酒場」にて
 もつ煮豆腐玉子入り 2×\463
 串焼き(イベリコ) 2×\189
 串焼き(ねぎ間) 2×\94
 串焼き(鶏皮) 2×\84
 串焼き(ぼんじり) 2×\84
 串焼き(シロ) 2×\84
 ハムかつ \294
 ねぎ塩牛たん \609
 ポテトサラダ \252
 たまごピザ \294
 チーズピザ \294
 出来立て玉子焼き \294
 もつ煮豆腐 \368
 もやしたっぷり塩ラーメン \294
 ホッピーセット(黒) 2×\399
 ホッピー(中) 3×\210
 焼酎ロック(天海) \378
 コーラ 2×\294
家族でもぐもぐ

スーパーで、一応食材あれこれ買ってきてあったのだけれど、夕方だんながぽつりと
「……なんか……焼肉食べたいなぁ……」
と呟いて、「焼肉……いいねぇ……」と私に伝播。でも息子は「焼肉はいいけど、遠くに行くのはイヤだなぁ……」だそうで、協議の結果、「駅前のテング酒場に行っちゃおう」ということになった。焼肉じゃないけどモツの串焼きとか食べられるし、それでいいかな、と。
 
定番の「もつ煮豆腐」を注文して、まずはホッピー。串焼きあれこれに、息子は息子でポテトサラダとかハムかつなどなど好みなものを。
 
残念ながら、今日の串焼きは今ひとつ美味しくなかった(焼きが甘いし、あと焼き網がかなり汚れてるんじゃないかなー……という、ススがついたような焼き上がり……しょんぼり……)けれど、でも、もつ煮豆腐は相変わらずの美味しさ。こればかりは、チェーン居酒屋だからと侮れない素晴らしい美味しさで、だんなと私で1人1皿いただいた挙げ句、だんなは更にお代わりするほど。
 
1枚たったの300円ほどのピザは、その値段相応に小ぶりの「おひとりさま」サイズ。息子の注文していた「たまごピザ」が美味しそうだったので、私も最後に「チーズピザ」を注文してみた。
 
ここしばらくだんなも忙しかったから、居酒屋は久しぶりな感じもして、調子に乗って黒糖焼酎まで飲んだものだからほのかに酔っぱらい。